以前このコラムでも紹介したように、旅の楽しみといえばご当地グルメ! 地場産の食材はもちろんのこと、銘水も忘れてはいけません。湧き水が豊かな日本は、各エリアのSA・PAでしか購入できない限定の銘水(ペットボトル)が盛りだくさん。ドライブ疲れの喉を潤す銘水がこちらです。 |
中日本エクシス管轄のSA・PA、オンラインモールで販売中なのが「奥長良川のひとしずく 眠れる森の美水」(500ml・130円)
名神高速・養老SA(上り線)の「養老霊水」(500ml・210円) 中央道・初狩PA(下り線)の「地球創世水」(500ml・315円)は、地下500mにある数億年前の岩盤の割れ目から湧水を使用。2008年モンドセレクション最高金賞受賞
ドライブ中の一服アイテムといえば、たとえばコーヒーやお茶をはじめとした飲料でしょう。 ネーミングの割合はシンプルでストレートなものが多く、その土地の名称を枕詞に清々しい表現でまとめられているのが特徴ですね。 福井県・越前山系の恵みから誕生したミネラルウォーターは、やわらかさが特徴です。北陸道・南条SA(上り線)の「越前の自然水」(500ml・140円)
ミネラルの一種、バナジウムを亜鉛とともに含んだ「富士山麓バナジウム」(500ml・120円)は硬度25の超軟水で、ミネラル不足の食生活をサポート。中央道・談合坂SA(上り線)や谷村PA(上り線)のほか、オンラインモールでもセット販売中
今回は東日本と中日本エリアに絞りましたが、北は北海道の道央道、南は三重県の伊勢道まで、SA・PAご当地自慢の銘水がラインアップされているのです! ちなみに中日本エクシスが管理運営するオンラインモール(下記URL参照)で最も人気を博しているのは「奥長良川のひとしずく 眠れる森の美水」(中日本エクシスが管理するSA・PAでも販売中)です。 長良川上流に位置する奥美濃洞戸高賀渓谷の一億年の地層(ジュラ紀層)から湧き出る天然水で、非加熱除菌で充填した大自然の恵みをそのまま味わえる逸品です。 硬度29の軟水は口当たりがまろやかで、赤ちゃんのミルク用にもおすすめの「優しい水」として好評の銘水。 また同シリーズの「奥長良川のひとしずく 眠れる森の美水O2」は、酸素48mg/l(酸素充填時)を従来の美水に溶存させたもので、ドライブ疲れのリフレッシュには打ってつけの商品ですよ。 |
道央道・砂川SAの「羊蹄湧水」(500ml・136円)
名水百選に選ばれた栃木県塩谷町を源湧泉とする「尚仁沢湧水の郷」(500ml・157円)は、東北道・大谷PA(下り線)で販売 上信越道・東部湯の丸SA(上り線)の「稀石の癒」(500ml・150円)
東日本エリアのおすすめの銘水は、関越道・谷川岳PAに設置された「谷川の六年水」です。 北陸道・米山PA(上り線)や大積PA(上り線)などで販売中なのが「nisaco(ニサコ)ディープシーウォーター」(500ml・160円)。佐渡島沖の水深332mから湧出する海洋深層水です 秩父山系の広葉樹林や石炭岩層に浄化され、標高700mの山腹から湧出する「秩父源流水」(500ml・140円)。関越道・高坂SA(下り線)や上里SA(下り線)で販売
個人的にもうひとつおすすめなのが、上信越道・東部湯の丸SAの「稀石の癒(きせきのゆ)」で、こちらは八ヶ岳から湧き出る天然水に、ヨーロッパはアルプスのバドガスタイン鉱石の効果を加えたすっきりとまろやかな味が特徴です。 「養老霊水」は名神高速・養老SA(上り線)で500ml・210円で販売されるちょっと高価な銘水です。 ここで紹介する銘水はほんのわずかですが、皆さんも高速道路のSA・PAに立ち寄った際は、少しだけ意識してご当地の銘水探しをしてみませんか。 |
京葉一太郎
元自動車雑誌編集者。旅行、ドライブ、温泉、カメラ、日本酒大好きのアラウンドサーティー。好きな高速道路は関越自動車道と嵐山パーキングエリア。