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アウトドア初心者にありがちなのが、メンテナンスをせずに用具を放置しておくこと。でもどう手入れすればいいの?という方も多いはず。そこで今回は初心者でも気軽にできるメンテナンスをレクチャーします。
日頃のメンテナンスがあればいつでも楽しいキャンプを満喫できる
そろそろ僕もアウトドアでの遊び方を色々と学び、脱ビギナーになったかなぁと思う今日この頃。

しかし、まだまだ僕は“超”がつくビギナーなのでした。

理由は簡単、この間キャンプでタープを設営した時に生地にぽっかりとあいた穴を発見。

これはどうしようと僕はあたふたし、またお金を貯めて買わなきゃいけないか……と落ち込んでいる時に友人に「リペアシートっていうのを使えば直るよ~」となんとも嬉しいアドバイスを頂戴。

どこまで素人なんだと落ち込みもしたけどね。

そして早速キャンプ場の近所にあるショップに出かけて、リペアシートを購入。 友人の助けもあって、無事修理できたという苦くも嬉しい経験をしたのだ。

それからは「もう二度とこんな思いはしまい!」と、日頃のメンテナンスを心がけようと決意。

しかし何を使えばいいの?と初心者の僕は使う道具が分からない。

シーリング剤で生地をケアして、水漏れのない快適な空間を作ろう
そこで研究、同じような方々のためにまずはメンテナンスで主に使う道具を紹介しよう。

●シーリング剤(テント、タープ等の縫い目部分を防水加工する)
●生地用接着剤(テント、タープの生地が破れた時に使用)
●リペアシート(テント、タープの生地が破れた部分をふさぐシート)
●防水剤(水がテント内に入らないように使用する防水剤)
●ファスナー用スプレー(ファスナーのすべりを潤滑にするスプレー)

この5点は、テントやタープのメンテナンスをするのに大切なアイテム。

ここで紹介したのは使用頻度が高い用具で、普段の用具点検をする際に初心者でも扱いやすい。

このほかにもアウトドアショップへ行けばキャンプ用具のメンテナンス道具はたくさんあるのでチェックしておこう。
ツインバーナーのステンレス部分も汚れが残りやすいので、しっかりと洗っておこう
さきほど主にメンテナンスで使用する道具を紹介したけれども、実際にどう手入れをすればいいかも教えましょう。

今回はキャンプで必ず使うといっていいテントのメンテナンスをご紹介。

まず長い間使用していると破損しやすくなるのが生地のつなぎ目。

雨などのシチュエーションで穴があいていると当然水漏れでテント内がびしょびしょになってしまう。

そんな悲しい思いをしないためにも、このつなぎ目にはシーリング剤を塗るのが一番の対処法。

シーリング剤もテープなどの種類もある。 広範囲をカバーするにはテープが最適だ。

次はテント外側の生地に防水剤、撥水スプレーを塗ること。

こちらもつなぎ目を中心に塗りつけ、あとは生地全体にひろげていく。撥水しやすい状態にしておけば、キャンプ後に乾かすのもだいぶ楽になる。

シュラフは収納する前に陰干しを。寝汗や湿気をとれば、カビの繁殖が防止できる
そして最後に忘れずにしておきたいのがファスナー部分のケア。雨などの影響でサビができれば開きにくくなってしまう。

潤滑スプレーをファスナーに吹きかけておくことでいつでも滑らかな開き心地を感じられるだろう。

ランタンやバーナーのホワイトガソリンやガスカートリッジを抜いてきれいにしておく、電池式の用具であれば電池を抜いて清掃する、そのほか消耗品のチェックも冬のあいだにやっておきたい。

そうすれば、春になって「アウトドアにお出かけ」というときだって、少しも困らないはず。

手入れって結構面倒くさいイメージがあるけれども、大切なキャンプ用具を長く使い続けるには大切なこと。

色々なキャンプ場やアクティビティを調べて出かけることもいいけれど、手入れを欠かさず行うことで楽しいキャンプができるのです。

さて重い腰をあげて、久しぶりにテントのメンテナンスでもしちゃおっかなぁ。
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めたばかりの新米編集者。超がつくほどのアウトドア初心者のため、猛勉強中。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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