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日本全国、高速道路でどこまでもー。SA(サービスエリア)PA(パーキングエリア)活用術
全国ご当地麺を食す!
今回は全国各地にある“ご当地麺”グルメをご紹介します!その地方ならではのラーメン、そば、うどん……。どれも個性的でそこでしか味わえない味です。心地よいドライブで麺グルメめぐりなんていかがでしょうか。
ファストフードと思いきゃ・・・・・・。

豪華で贅沢な「三大麺」1,100円
東北道・岩手山SA(上)
SA・PAのグルメと言えば?と質問されると僕の場合、すぐに思い浮かぶのが、そばやラーメンなどの麺メニュー。

気軽に食べやすく、時間がなくてもすぐに出てくるのでファストフードというイメージ。皆さんもそうではないでしょうか。

また、レストランコーナーやフードコートなどでおいしそうに麺をすすっている人の姿を見るとお腹が減っていなくても、思わず食べたい!という衝動にかられる方も多いはず(僕は衝動に負けて、食べちゃうんですけどね、笑)。

しかし、こう思っている人も多いのではないでしょうか?「どこも同じ麺メニューしかないな……」と。

それは大間違い!よーくメニューを見てみてください!実は全国各地SA・PAには地元の食材を生かしたオリジナル麺グルメが溢れているのです。素材にこだわったグルメの数々は「また来たい!」と思わせるものばかり。


見た目も和の「狭山茶の和風パスタ」780円
関越道・三芳Pasar(上)
たとえば道央道・有珠山SA(上・下)の「黄金豚チャーシュー麺」。

地元ブランドである「黄金豚」をふんだんに使用したチャーシューと、さっぱりした醤油の味わいがたまらないラーメンです。

きめ細やかな肉質は一口噛むとほろっと溶けるような食感が楽しめます。

麺メニューは、単なるファストフードではなく立派な極上グルメなのです。 いまやSA・PAの常連のラーメンにも洗練された素材が使用されています。

この他にもそばやうどん、パスタなどバリエーション豊かな麺メニューが各SA・PAに揃っています。ますますドライブの楽しみが増えています。
地元素材が楽しめる麺メニュー

栄養満点の「上州燈歌のおきりこみ」1,000円
上信越道・横川SA(上)
各地方にはその地域ならではの味を生かした絶品麺メニューがあります。

みちのくの小京都と呼ばれ、麺処とも呼ばれる盛岡。

なかでも“わんこそば”“じゃじゃ麺”“冷麺”は盛岡三大麺と言われています。

その3品を一度に楽しめるという贅沢なメニューが東北道・岩手山SA(上)の「盛岡三大麺」。

冷麺のシコシコとした歯ごたえに特製肉みそを使用したじゃじゃ麺。

風味高い八割そばなど、盛岡名物を一度に堪能できる逸品です。

女性に人気で、オススメなのが関越道・Pasar三芳(上)の「狭山茶の和風パスタ」。

「三芳ならではの味を堪能してもらいたい!」という思いから生まれたオリジナルメニュー。

麺に練りこまれた狭山茶の風味と、さっぱりした味わいが特徴です。 茶処だからこそ生み出せた特製麺でしょう。

また地方の味として様々な郷土料理があるうどん。


カレーとラーメンのコラボ「海軍カレーラーメン」730円
横横道・横須賀PA(下)
そのなかでも一押しなのが上信越道・横川SA(上)の「上州燈歌のおきりこみ」。

群馬の郷土料理“おきりこみ”に榛名鶏と地元産のきのこや野菜10種を盛り込んだ煮込みうどんです。色鮮やかで見た目にもおいしい麺料理です。

この他にも横須賀名物の“海軍カレー”をたっぷり使用した横横道・横須賀PA(下)の「海軍カレーラーメン。

茨城県の海の幸“あんこう”のから揚げをラーメンに載せた常磐道・友部SA(下)の「あんこう唐揚げラーメン」など、特色ある麺メニューはまだまだたくさんあります。

いまやSAの麺はいわゆる“立ち食いそば”感覚とは完全に一線を画しています。この春は、花見がてらにオリジナル麺めぐりをするドライブに繰り出してみてはいかがでしょうか?
< PROFILE >
常磐二郎
海岸沿いのドライブとお酒が大好物のWEB・雑誌編集2年目の新人編集者。
好きな高速道路は、東名高速道路と海老名SA。
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