関越道の休憩スポットとして利用されてきた埼玉県の寄居PA(上)が、大きく様変わりしてリニューアルオープンしました。その名も「寄居 星の王子さまPA」。子どもから大人まで幅広い世代に愛される名作「星の王子さま」の世界と著者の故郷である南フランスの雰囲気が再現されています。 |
夜に訪れると施設がライトアップされ、より幻想的な世界観を味わえます
それは「寄居 星の王子さまPA」です! いままで関越道の休憩スポットとして利用されてきた寄居PA(上)が今年6月30日に、子どもから大人まで、世界中の幅広い世代に愛される一冊「星の王子さま」の著者の故郷である南フランスの雰囲気が再現されたPAとなって登場したのです。 本年は、著者であるサン=テグジュペリの生誕110周年ということもあって、寄居PAと星の王子さまのコラボレーションが実現。 著者ゆかりの地である南フランス、プロヴァンス地方の暖かな雰囲気や、星の王子さまの世界が至るところにデザインされており、非日常的空間を堪能することができます。 プロムナードでは色鮮やかな花や気分をリフレッシュさせてくれる木々があります
ここは野外テラスと屋台広場となっており、パン屋・オムライス屋・ソフトクリーム屋・カフェから構成されているエリアで、ランチや気分転換にドリンクを飲んだりして過ごせます。 「カフェ サン=テグジュベリ」では著者が生きた1930年代のコーヒーをベースに、現代人でも飲みやすい味に開発された「サン=テグジュベリ・オリジナルブレンド」などヨーロッパ風の味わいあるコーヒーが楽しめます。 また、女性にもオススメの癒しオススメスポットとしては、星の王子さまのスタチュー(彫像)がおかれたバラ園や散策路がPA内左側にあります。広々とした空間が草花や木に囲まれて、目も心も癒される散策が満喫できます。 |
レストラン「Le Petit Prince(ル・プチ・プリンス)」はビュッフェスタイルになっており、どれも美味しいのでなにを食べようか迷ってしまいます
そのこだわりグルメが食べられるのはレストラン「Le Petit Prince(ル・プチ・プリンス)」。 南フランスのプロヴァンス地方の家庭料理をビュッフェ形式で提供。 しかもリーズナブルな値段で食べられるとあって、SA・PAグルメ通にはたまらないはず。 本場フランスの味を追求するために長年フランスで修業し、フランス料理学校コルドンブルーで教鞭をとっていたシェフが腕をふるっており、新鮮な旬野菜を使用したメニューを中心に日替わりで提供しています。 サン=テグジュベリが好きだったというグラン・アイオリ(蒸した野菜や魚に卵黄・オリーブオイル・おろしにんにく等で作ったアイオリソースをかけて食べる料理)をはじめとする人気料理やニース風のサラダ、デザートなど常時20種類の料理が楽しめます。 星の王子さまトータルショップにはさまざまなグッズや雑貨がそろっています
旅の思い出に、またはお土産として必ずチェックしておきたいのがショップです。 国内でも2番目となる星の王子さまトータルショップ「「Cenq cents millions de Grelot(サンクサンミリオンドゥグルロ:五億の鈴)」があります。 ここでしか買えない「寄居 星の王子さまPA限定グッズ」や「星の王子さま翻訳本」などをはじめ、ヨーロッパのお菓子や日用雑貨グッズなど計500品を超える関連グッズを販売しています。 旅行やお出かけ帰りに「寄居 星の王子さまPA」に寄って、お土産を購入なんていうのもいいですね。
寄居サテリットにあるオムライス屋「Chassez les poules(シャセーレ プル:雌鶏を捕まえろという意)」では注文が入ってから作り出すアツアツのオムライスが堪能できます
そしてランチやディナーにはリーズナブルながらも本格派フランス料理に舌鼓を打つ。 そんなひとときをここで名作の世界の中で過ごしてみてはいかがでしょうか? |
< PROFILE >
常磐二郎
海岸沿いのドライブとお酒が大好物のWEB・雑誌編集2年目の新人編集者。
好きな高速道路は、東名高速道路と海老名SA。
常磐二郎
海岸沿いのドライブとお酒が大好物のWEB・雑誌編集2年目の新人編集者。
好きな高速道路は、東名高速道路と海老名SA。