冬のキャンプといえば"いかに寒さをしのぐか"がポイント。そこでシュラフやテントなど冬仕様の用具に変えるのも大切だけど、より暖かくしてくれるヒーターの存在を忘れてはいけません! 今回は冷える足元、体を温めてくれる最新アウトドア用ヒーターをご紹介します。 |
フィールドヒーターボンベセット ST-801
メーカー:新富士バーナー 価格:オープン みなさんは極寒にも負けず、元気にアウトドアライフを送っていますか? 僕自身は気持ちが外へ向くものの、暖かい家の中から動かない、なんていう状況。しかし、冬場にしか楽しめないキャンプの魅力も知っているのでなんとかキャンプをしたい! だけど寒い。その繰り返し。 いままで冬キャンプではシュラフやサイト作りの際にさまざまな工夫をほどこして、寒さ対策をしてきたものの、ある程度はしのげるが寒いことには変わりなかった。 そりゃ当然100%暖かくすることなんかできないし、ありのままの自然を楽しむという意味では多少なりとも寒いほうが楽しいものだ。 しかし、なんとか少しでも暖かく快適な夜を過ごしたいと思い、周りのキャンパーがどのように対策をしているか観察することに。 焚き火でしのいでいる人もいれば、熱燗で体の中から温めている人(僕もよくこれはやる!)などさまざま。 しかし! どのキャンパーにも共通していたのがアウトドア専用のヒーターを使用していることだった。 フィールドヒーターボンベセット ST-801
は、バーナーとしても利用できるすぐれもの
僕自身、キャンプを始めて早3年。 なぜこんな簡単なことに気付かなかったのか! と大変ショックを受けたものの、まあこれでひとつ学ぶことができたのでいいのかなと納得。 早速、アウトドアヒーターを探しにショップへ。 そこで見つけてきた数あるヒーターの中でも機能やサイズなど個人的に注目した商品を3つ紹介しよう。 |
コンパクトパワーヒーターUH-C
メーカー:UNIFLAME 価格:オープン コンパクトなものから、ある程度の範囲まで暖められるサイズのものが揃っている。 その中でも注目したいのが「機能性」。 ただ暖めるだけでなく、バーナーとして活躍する商品も登場している。 その最新ヒーターは、新富士バーナーの「フィールドヒーターボンベセット ST-801」。 これ1台でバーナー&ヒーターの役割を果たしてくれるとても便利なツールだ。 新富士バーナーの定番商品としてキャンパーに親しまれているガスボンベのフィールドチャッカーにヒーターアタッチメントを取り付けるだけですぐにヒーターにもなる手軽さが人気の秘密。携帯しやすいサイズなので、キャンプのみならず、まだ時期は先だが花見の夜など以外と冷える季節に活躍するのも魅力のひとつだろう。 次に紹介するのは、コンパクトながらも強力なパワーを持つバーナー。 UNIFLAMEの「コンパクトパワーヒーターUH-C」。 こちらも持ち運びが楽なコンパクトデザインで地面などに置いても安定するベース部分などが特徴。 プレミアムガスを使用すればコンパクトタイプとは思えない800Kcal/hのパワーを発揮。最大連続約3時間40分も使用することができる。 ハンディガスヒーター ワームII RED
メーカー:UNIFLAME 価格:オープン Wカセットボンベ式で最大10時間連続使用が可能なヒーターとして、多くのキャンパーに支持されているベストセラーモデル。 テーブルの周辺やタープ内などを暖かな空間にしてくれるのが嬉しいポイント。 自分自身のキャンプスタイルに合わせてサイズや用途などチェックしてからヒーターを購入するのがオススメ。 ファミリーでキャンプをするならば断然「ハンディガスヒーター ワームII RED」がオススメ。 荷物を減らしたい、あるいはある程度の時間暖められればいいという人は「フィールドヒーターボンベセット ST-801」などのコンパクトタイプがいいだろう。 なお、ヒーターを使用する際に気を付けたいのが引火しやすい物の近くに置かないこと。密封したテント内などの閉ざされた空間に置かないこと。そして寝る前には必ず消す。この3点さえ気を付けて使用すれば大きな事故につながることもない。 今年の冬キャンプはヒーターで暖かで快適な一夜を過ごしてみてはいかがでしょうか? |
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めたばかりの新米編集者。超がつくほどのアウトドア初心者のため、猛勉強中。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めたばかりの新米編集者。超がつくほどのアウトドア初心者のため、猛勉強中。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。