いつものキャンプでは物足りない……。そんなマンネリを打破するのにオススメしたいのが登山ハイキング。都会で味わえない自然の景色と空気を味わいながら、いい汗をかけば日頃のストレス発散になること間違いなし! 初心者でも始めやすいハイキングを前編・後編と2回にわたってご紹介します。 |
季節によって景観が変わる山は何度行っても楽しい
昨年はスターウォッチングや川下り、そしてキャンプをたくさん満喫したけれども、まだまだ楽しめるアウトドア・アクティビティがあるはず。 そこでキャンプ仲間と相談した結果、山登りハイキングに挑戦することに。しかし僕は山登りには嫌な思い出が……。 小・中学生時代に学校の移動体験授業で栃木県の白根山や千葉県の鋸山などの登山をした経験はあるが、当時の僕は(今でもそうだが)思いっきりの肥満児でとにかく歩くのが、嫌で嫌でしょうがなかった。 前方のグループからはどんどん離されてしまい、毎回最後尾で先生に励まされながらの山登り。 子どもながら「山なんぞ二度と登るものか!」と毎回決意していた。 初心者は、整備された道を選んでいこう
でも、素人ばかりで行くのは……という意見もあって、経験者を探すことに。 幸いにも友達の中に以前からハイキングを趣味にしている人がいたので色々とイロハを教えてもらえ、一緒に行くことに。 しかし、いきなり「いざ富士山へ!!」なんて勢いよくやってみたところで危険きわまりないだけ。 そこで初心者向けから始めようということで、ハイキング愛好家にも人気の東京の高尾山に行くこととなった。 |
これは以前、鋸山でハイキングをした際の山頂からの一枚。
東京湾が見渡せる
ステップ1 経験者と行こう! さきほども書いたが、まず始めにしたいのは、経験者を探すこと。高尾山のような長年にわたって人気のある所は登山道や案内板も整備され、歩きやすい環境になっている。 しかし、すべての山が高尾山と同じとは限らない。 登山道に岩場があったり、老朽化しているところもあり、一歩間違えば怪我をしてしまうことも。また、歩くペースや計画を練る際も経験者の意見を取り入れたほうが安全で楽しいハイキングができることは間違いない。 友人あるいはコニュニティサイトなどで当たって“ガイド役”を探してみよう。 ステップ2 ガイドブック購入で山探し 経験者が見つかれば色々な情報を持っているので必要ないかもしれないが、それでも初心者であればガイドブックは必ず準備しておきたいツール。 山登りガイドブックと一口にいってもさまざまなものがあるので、以下の要素が必ず入っているガイドブックがオススメ。 1.登山口から山頂付近までの標高差 2.山の難易度の明記 3.歩行時間の目安 鋸山山頂名物の「地獄のぞき」。落ちないかヒヤヒヤしてしまう
5.分かりやすく、見やすい地図(あまり簡略化されているものは避けよう) 6.最適な登山時期 ステップ3 山選び 山選びの際に大切なのが季節と標高。初心者に最適なのは春と秋。気候も安定しており、最適な気温の中で歩ける。また山は標高1500m以下がオススメ。登山と下山を合わせて約3時間で歩けるのがベストだ。 そして人気の高い山をチョイスすることも大切だ。これはさきほども紹介したが人気スポットであれば整備が行き届いており、歩きやすいということが最大のポイント。 ここまで経験者探し、ガイドブック購入、山選びとやってきたが次回は山登りの計画と実際に高尾山へ行ったレポートを紹介しよう。 皆さんも2011年まだやっていないアウトドア遊び始めてみませんか? |
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めたばかりの新米編集者。超がつくほどのアウトドア初心者のため、猛勉強中。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めたばかりの新米編集者。超がつくほどのアウトドア初心者のため、猛勉強中。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。