今年の桜は少々遅かったですが、しっかり“春本番”になりましたね。この時期から初夏にかけてのキャンプは、山菜採りがオススメです。山菜採りをして、キャンプや家庭で自然の風味をたっぷり楽しもう! |
山菜の女王といわれるコシアブラは天ぷらにして
休日、自然に囲まれたオートキャンプ場にテントを張って、ゆっくり流れる時間を楽しむなんて、想像しただけでワクワクする。 初夏にかけてのシーズンは、キャンプのベストシーズンといってもいい時期。新緑がまぶしく、小さなつぼみたちが陽気な気分にさせてくれるはず。 今年から幼稚園、小学校にお子さんが入学したファミリーは、新しく友だちになったファミリーと一緒にキャンプを始めるのもいいだろう。某キャンプ雑誌のデータでは、お子さんの入園、入学を機にキャンプを始めるというケースが多いそうだ。 自然の中はまさに“生きた勉強”の場。テントやタープを親子で協力して張る。屋外でお料理のお手伝いをする。自然を探索するなど、家庭ではできないことが行え、それが身に着くのがキャンプのいいところだ。 ※初めてキャンプについては、『Smart Access』の「初めての方でも大丈夫、オートキャンプ特集」を参照してくださいね!!! さて、サイトでのんびりというのもいいけれど、この時期にキャンプに行くのなら、断然オススメしたいのが山菜採りだ。山菜は採って楽しく、食べて楽しい。 行者ニンニクは焼き肉やすき焼きと一緒がいちばん
とにかく、管理人さんなどの知識がある人によく聞いて、安全な場所での山菜採りを心がけたい。 |
「しどけ」は、山菜独特の"あく"を楽しむ
旬の味がまさに口の中に広がる。むしろ、栽培された野菜にはない苦みなども山菜ならではの特徴。 おひたしなどはキャンプでも手軽にできる。 なかには、パスタなどに合わせてもいい山菜がある。 以下にいくつかの例を書いてみよう。 コシアブラ 山菜の王様が「タラの芽」ならばコシアブラは山菜の女王という説も。天ぷらにするとカリッと香ばしくて絶品です。 ちなみにタラの芽も天ぷらが一般的ですが、タラの芽は実はオリーブオイルと非常に相性がいい。オイルで炒めて食べても、パスタに混ぜてもOKです。 行者ニンニク キャンプで焼き肉をするときに一緒に食べたい! 焼き肉のタレに肉と一緒に漬け込んで、豪快に焼いて食べる。非常に美味です。 しどけ(もみじがさ) あくの強い独特の風味が特徴。葉は湯通し、茎は軽くゆがいて、素早く冷水に入れてから、よく水気を拭きとる。塩をふるだけで、香りがたっておいしさ抜群! 「うるい」は味噌汁でもベーコンと一緒に炒めても
葉は食べずに茎のぬめりと歯触りを楽しむ山菜。東北地方ではじゃがいもと一緒に味噌汁にしている。湯通ししてからキュウリと一緒に薄塩の浅漬けにしてもいいし、ベーコンと炒めてもいけます。 これからのキャンプに山菜採りをプラスαして、自然の味も楽しんでしまいたいものですね。 |
●山釣りをテーマにしたWEBですが、山菜情報も豊富です。
山釣り紀行
http://www.asahi-net.or.jp/~jf3t-sgwr/
●信州の山菜を紹介する宿泊施設のホームページ
信州の隠れ宿まほろば
http://www6.ocn.ne.jp/~mahorob/index.html
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めたばかりの新米編集者。超がつくほどのアウトドア初心者のため、猛勉強中。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めたばかりの新米編集者。超がつくほどのアウトドア初心者のため、猛勉強中。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。