デジタルカメラが進化して写真撮影は非常に簡単に、そして手軽になった。今回から始まる新連載『カメラを積んで出かけよう』は、お気に入りの1ショットの手助け企画。カメラを積んでドライブに出発! |
それはフィルムカメラですか? コンパクト・デジタルカメラですか? 一眼レフデジタルカメラですか? 最近では「デジタルカメラ」と答える人がほとんどだろう。 デジタルカメラの最大の利点は、撮影した直後に画像が確認できること。加えてフィルム代が掛からないから、何枚でもシャッターが切れる点もメリット。 ドライブ先は撮影ポイントの宝庫。思い出として「記録」的に映像を残すのもいいが、「お気に入りの作品」を収めみてはいかが? この連載では「写真を撮ってみたい」と思わせる要素を取り上げていく。 さて、最初のアドバイス。 「デジタルカメラの小さい画面で確認した限りでは、きれいに撮れていたつもりだったのに、パソコンで拡大してみたら写真がブレていた」。 アマチュアカメラマンにとって最大の悩みだろう。 肘を絞ってカメラを構えるなどの基本も大事だが、三脚を利用すれば手ブレはなくなる。 旅先でセルフタイマーを使うときのみに三脚を使う人が多いが、風景写真や室内での写真に三脚は非常に有効だ。 最近では携帯しやすい三脚も販売されている。 まずは三脚を用意しよう。 |
A:海とカヌーと空のバランスが悪い。
B:悪いわけではないが、「縦写真」に逃げてしまった。
C:成功例
海とカヌーと空のバランスがよい。
海とカヌーと空のバランスがよい。
「何をどう撮りたいのか?」が明確になっていないとダメなのです。
それには、
1.どこから撮るのか、2.どのレンズを使うのか?
そして、使うカメラの性質も熟知しないといけません。
ただし、最初のうちはコンパクトカメラでも構わないので、「撮りたいものをどの構図で入れるか」を考えて撮影してみましょう。
実際のところ、事前に「こんな写真を撮影したい」と思っていても、ファインダーを覗いてみると考えが変わってきます。
それから試行錯誤が始まるのですが、なるべく瞬時に判断しないと「撮りたいものも撮れなくなる」場合が多いのです。
もっとも重要なのは瞬時に判断してシャッターを押すことでしょう。
写真は“四角い枠の中”に収めなければいけないので、どのようにその四角い枠の中に撮りたいものを入れるかが肝心です。
絵画の場合も同じですが、絵画は描いていて気が変わったら直せます。枠の幅を途中で変えることもできるし、枠の外に絵がはみ出しても構いません。
写真の場合は「一瞬」を逃せば、光も情景も変わってきます。それが写真の難しいところでしょう。
しかし、絵画よりも確実に簡単な部分は、「ゼロから考えなくてもいい」点です。なぜなら、目の前に現実があり、それが写真にはなるからです。
写真はある意味、“現実主義”なのです。
< PROFILE >
きのした けんじ
1955年東京生まれ。国際スポーツプレス協会会員。スポーツ、海、山を中心に世界を舞台に撮影を続ける。写真集『栄光 サッカーWCメキシコ大会』、『熱狂 サッカーWC日本韓国大会』、『Last Snow』など。
きのした けんじ
1955年東京生まれ。国際スポーツプレス協会会員。スポーツ、海、山を中心に世界を舞台に撮影を続ける。写真集『栄光 サッカーWCメキシコ大会』、『熱狂 サッカーWC日本韓国大会』、『Last Snow』など。
●ぐんまフラワーパーク
赤城山麓南側の広大な敷地をもつフラワーパーク。夏季は「フラトピア」の大花壇を見ることができる。
http://www.flower-park.jp/
●たんばらラベンダーパーク
関越自動車道沼田ICから約20分。関東最大の5万株のラベンダーが咲く標高1300mの高原。見ごろは7月中旬から。
http://www.tambara.co.jp/lavenderpark/
●北杜市明野サンフラワーフェス
富士山や八ヶ岳をバックに日照時間日本一のヒマワリの名所。開花時期は7月下旬から8月下旬。“ヒマワリまつり”も開催される。
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/hokuto/joy/detail.jsp?sid=507&fid=12&lid=203
●富士芦ノ湖パノラマパークゆり園
箱根の山々に囲まれたゆり園では、なんと100万輪のゆりが見られる。開花時期は7月中旬から8月中旬。色鮮やかなゆりを撮影しよう。
http://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/watch/yuri.html
赤城山麓南側の広大な敷地をもつフラワーパーク。夏季は「フラトピア」の大花壇を見ることができる。
http://www.flower-park.jp/
●たんばらラベンダーパーク
関越自動車道沼田ICから約20分。関東最大の5万株のラベンダーが咲く標高1300mの高原。見ごろは7月中旬から。
http://www.tambara.co.jp/lavenderpark/
富士山や八ヶ岳をバックに日照時間日本一のヒマワリの名所。開花時期は7月下旬から8月下旬。“ヒマワリまつり”も開催される。
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/hokuto/joy/detail.jsp?sid=507&fid=12&lid=203
●富士芦ノ湖パノラマパークゆり園
箱根の山々に囲まれたゆり園では、なんと100万輪のゆりが見られる。開花時期は7月中旬から8月中旬。色鮮やかなゆりを撮影しよう。
http://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/watch/yuri.html
第1回でご紹介するのは「夏の花火大会フォトコンテスト2011」。
日本の花火大会を題材とする写真と、撮影時のエピソードなどを書き添えて応募しよう。
花火撮影はまさに構図が大事。三脚でしっかりカメラを固定しないとブレてしまう。
さらに、ISO感度設定などを工夫して、難しい夜の写真撮影にチャレンジしてみよう。
応募期間:2011年6月8日~9月30日(金)
賞 品:大賞(1名)/JTB5万円分旅行券
優秀賞(5名)/JTB1万円分旅行券
http://www.rurubu.com/season/summer/hanabi/photo.aspx
日本の花火大会を題材とする写真と、撮影時のエピソードなどを書き添えて応募しよう。
花火撮影はまさに構図が大事。三脚でしっかりカメラを固定しないとブレてしまう。
さらに、ISO感度設定などを工夫して、難しい夜の写真撮影にチャレンジしてみよう。
応募期間:2011年6月8日~9月30日(金)
賞 品:大賞(1名)/JTB5万円分旅行券
優秀賞(5名)/JTB1万円分旅行券
http://www.rurubu.com/season/summer/hanabi/photo.aspx
編集部が取材で出かけて撮影したたくさんの写真の中から、壁紙向きの写真をプレゼントします。
お気に召されたら、壁紙などにお使いください。
(画像をクリックしていただくと元画像が表示されます)
お気に召されたら、壁紙などにお使いください。
(画像をクリックしていただくと元画像が表示されます)
< 著者PROFILE >
構成と写真
篠遠行彦
東京都生まれ。雑誌編集長などを経てカメラ&ライターになる。かつてはパキスタンの日本総領事館に勤めていたという異色の経歴をもつ。
構成と写真
篠遠行彦
東京都生まれ。雑誌編集長などを経てカメラ&ライターになる。かつてはパキスタンの日本総領事館に勤めていたという異色の経歴をもつ。