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日本列島自分で”やる”旅 見るだけではつまらないから Experienceの世界へ体験
今後、増えてきそうな予感
テレビ番組で、さまざまな動物たちが大活躍している。
ブサかわな秋田犬の「わさお」は映画にまでなり、訪ねる人はあとを絶たない。
今回は、人気動物たちに会いに行こうがテーマ。
人気者たちとの触れ合い体験は、一生の思い出になるだろう。
パンくんにいきなり抱きつかれた幸せ
宮沢さんと人気者のパンくん。パンくんはちょっと太った男性が大好きみたいです
テレビ番組で大人気のチンパンジー、「パンくん」に会いに行った。

実は取材時まで、ぼくは彼が活躍する番組を見ていなくて、パンくんをよく知らなかったのだ。

アシスタントの女性はパンくんの大ファンで、会う前からウキウキ。
熊本県の阿蘇にある「阿蘇カドリー・ドミニオン」に着く前からハイテンションになっている。

まずは、阿蘇カドリー・ドミニオン内の「みやざわ劇場(動物たちによる華麗なるショー)」の責任者でもあり、パンくんの育ての親でもある宮沢さんを訪ねる。

「こんにちは」と出てきた宮沢さんの横には、パンくん。意外に大きい。

「外で話をしましょう」ということになって、宮沢さん、パンくんと一緒に庭に出る。

すると、宮沢さんはパンくんを放してしまうから、パンくんは建物の屋根の上に一目散。

ぼくは少し焦ってしまったのだが、宮沢さんは落ち着たままインタビューに応えてくれる。
話がひと段落したとき、宮沢さんが大きな声でパンくんを呼ぶ。

すると、屋根の上から木に移り、すぐに宮沢さんのもとへ戻ってきたパンくん。

その直後に驚くべき出来事が起きたのだ。

宮沢さんの腕を離れたパンくんは、ぼくのもとに一直線。ぼくの腕の中に飛び込んできた。

どうやら、ぼくと宮沢さんは年齢が近く、しかもぽっちゃり体型が同じ。親しみを感じたらしいのだ。

パンくんファンの女性アシスタントも懸命に「パンくん!」と声をかけるけど、全然ダメの無反応。パンくんはぼくの腕の中でくつろぐ。

パンくんと衝撃的な出会いをしたぼくだった。
日本の猿だって負けてない
阿蘇猿まわし劇場のステージ。多彩な演技が繰り広げられ、思わず爆笑!
日本猿にも人気者が目白押し。

猿軍団が全国各地で活躍している。

生まれたときから大事に育てた日本猿は、やがて人間との信頼関係を築き、さまざまな演技を披露するようになる。

阿蘇カドリー・ドミニオンと同じ阿蘇山麓に「阿蘇猿まわし劇場」があり、そこも取材のときに訪ねた。

猿まわしには“コンビ”が重要だ。

猿まわし芸人たちは、どの猿ともうまく芸をするわけじゃない。

1匹の猿と向き合って、1年、2年とたって名コンビは誕生する。

「くり松・かき松コンビ」「甚平・新八コンビ」「げんき・あすかコンビ」などの、まるでお笑いコンビのような名コンビが阿蘇猿まわし劇場には何組もいて、愉快なショーを構成しているのだ。

甚平・新八コンビはすでにコンビ歴9年。だからこそ、名調子の演技が披露できるのだ。

コンビが変われば演技も変わる。「同じ猿でしょ」とあなどってはいけない。コンビには特徴があり、それぞれの個性によって違う笑いを引き出してくれるのだ。

劇場外の柵内では猿の群れが生活しており、おやつも販売中。訪れたファミリーは気軽に猿におやつをあげている。

阿蘇猿まわし劇場の外では猿たちが暮らしていて、餌をあげることもできます
劇場内で人間と猿の演技に感心し、笑い、劇場外で猿と触れ合う。

貴重な体験ができるだろう。
そのほかにも人気者はたくさん
ランディに餌をあげる。DVDで『星になった少年』を観てください。ランディの演技が泣けます!
そのほかにもテレビや映画で人気者になった動物たちはたくさんいる。

「市原ぞうの国」のいちばん人気は、左耳横にハート型のマークがある象のランディだ。タイ生まれの推定31歳。

ハート型のマークも人気の秘密だが、人気者になった最大の理由は、2005年に公開された映画『星になった少年』のモデルになったこと。

主人公が亡くなったときに、涙を流し、棺に寄り添うような姿。

あの象がランディなのだ!

市原ぞうの国は「ゆめが叶う動物園」と謳っているだけに、さまざまな動物に餌をあげたり、触れ合ったりする体験ができる。

500円の「えさバケツ」は断然のおすすめで、象のほかシマウマなどにも餌があげられる。子どもも大人も大喜び間違いなし。

動物園の一画で休んでいたら、カビバラが近寄ってきて、すりすりと身体をこすりつけてきたのにはびっくりしたものだ。

こんな動物たちとの貴重な体験が簡単にできるのだ。



動物たちとの触れ合いは、さまざまな面で子どもたちの心を刺激するという。

動物と触れ合うドライブに出かけてみたらいかが?
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旅のヒント
●阿蘇・カドリードミニオン
パンくんに会えるほか、さまざまな動物との触れ合い体験ができます。
http://www.cuddly.co.jp/index.html

●阿蘇猿まわし劇場
各コンビの名演技に「ほー」と感心、「あはは」と大笑い。
http://www.aso-osaru.com/

●日光猿軍団
テレビコマーシャルなどでも活躍している猿軍団に会いに行きましょう。
http://www.nikkosarugundan.com/

●河口湖猿まわし劇場
阿蘇と同じ伝統ある猿まわしの会「周防猿まわしの会」が活躍する劇場です。
http://www.fuji-osaru.com/

●市原ぞうの国
人気象のランディや、さまざまな動物たちと触れ合おう。象と一緒に記念写真も撮れます。
http://www.zounokuni.com/
< PROFILE >
木場 新
休日評論家。主な出版物に『温泉遺産』、『パックツアーをVIP旅行に変える78の秘訣』などがある。ウェブサイト「YOMIURI ONLINE」に「いいもんだ田舎暮らし」を連載(http://www.yomiuri.co.jp/tabi/
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