アウトドア好きの人がほぼ共通して持つ夢、「いずれはキャンピングカー!」。 |
第1回でキャンピングカーの主な種類を紹介した。 |
お手軽に乗れるカラーバリエーション豊富なキャンカー 豊富なカラーバリエーションも特徴
リビングとコンパクトながら使いやすいキッチン。シートは簡単にベッドに変わる 全体にコンパクトながらあらゆる工夫で5名就寝を可能に。独自開発のアルミパネル工法で軽量化、燃費もいい ポップアップすれば2段ベッドになる。リアベッド下の収納スペースなど細かい工夫も 【URL】http://catalog.vs-mikami.com/index.php?FrontPage 【ベース車両】トヨタ ライトエース 【乗車/就寝定員】6名/3名(2段ベッド使用時最高5名) 【車両本体価格の目安】3,480,000円~(税込) 以前より軽車両を利用したお手軽キャンピングカー「Tentmushi」が好評だったビルダーがライトエースをベース車両に、サイズアップしたキャンピングカーを発表。 Dは“でっかい”の意味だ。でっかいといっても従来の“テントむし”の特徴は失われず、全高2.09m、全長4.55mの街乗りサイズ。それでいてテントむしは天井部のアップで狭さを感じさせない優れたデザイン。 カラーバリエーションが豊富なのもかわいい。 |
ルーフ部分に大容量収納スペースを確保 木目が落ち着くダイネット。シンクとギャレーも設置されており、夫婦旅にもよさそう ルーフを高く設定して取り入れた大容量の収納スペース。就寝もできる ルーフ部を除けば外観はミニバンとなんら変わりない。当然、普通車に準じる“走り”が可能だ 【URL】http://www.atozcamp.com/ 【ベース車両】ニッサンDBF-VM20 【乗車/就寝定員】5名/2名 【車両本体価格の目安】3,496,500円~ (税込) 全長4.4m、全幅1.695m、全高2.240mと高さを除いては普通車を運転しているのと変わらないサイズのキャンピングカー。 山道や細い道でも難なく運転できるし、市街地の駐車場にも簡単に停められる。外観はほぼ普通車なのに室内をのぞけば印象は一転。 たくみに計算された使いやすいダイネットが現れる。特筆すべきはルーフ部分を利用した大容量の収納スペースがあること。 多くの荷物が収容できるし、簡易就寝も可能だ。 |
居住性のよさを第一に考えた独特のデザイン 独立型リビングルームを採用。キッチンと分離されているので落ち着く 後方からみると分離されているのがはっきりわかる。子どもが汚れてもシャワーですっきり トヨタハイエースの室内を効率よく利用して家族に最適なスペースを造り上げた キッチンに冷蔵庫なども設置、収納スペースも確保されている 【URL】http://www.recvee.jp/index.php 【ベース車両】トヨタ ハイエース ロングバンハイルーフ 【乗車/就寝定員】8または9名/5名(大人3+子ども2) 【車両本体価格の目安】4,074,000円~(税込) まさに遊び盛りの子どもがいる“ファミリーのためのキャンピングカー”。 高規格シートの採用と画期的なデザインで“走行時”“くつろぐとき”“就寝時”をみごとに使い分けている。 くつろぐときはダイネットテーブル&対面シート部分とキッチンキャビネットが完全分離。就寝時にはリビングはフルフラットベッドに、オプションでキッチン部分も子ども用リヤベッドに変身する。 コンパクトな1ルームマンションの感覚だ。 |
人気ビルダーの新車は優雅で贅沢 運転席後ろ左側にはL字型キッチンを設置した。リビングと独立しており使いやすい 運転席の後ろはトイレ。防水フロアを採用して濡れても安心 トヨタカムロードをベースにバンテックならではの技術で充実したキャンピングカーに仕上がった 後部はパーティができるほどゆったりしたリビング。大人3人がゆったり眠れるベッドに変身する 【URL】http://www.vantech.jp/lineup/index.html 【ベース車両】トヨタ カムロード 【乗車/就寝定員】9名/3名 【車両本体価格の目安】5,670,000円~ (税込) 自動車道のSAなどに停車しているキャンピングカー。 ボディに「ZiL」のロゴ入りのクルマが多いのに気付くはず。 バンテックのZiLはそれほどの人気車。発表されたこのキャンピングカーもZiLのよさを継承するモデルで、さらに広々としたダイネットと3方向から光が入る窓の採用など、より贅沢で落ち着くスペースを確保した。 収納スペースほかの設備も申し分ない。L字型のキッチンも秀逸。 まさに大人のためのキャンピングカーだ。 |
キャンピングカーの最高峰がこれ! 使いやすい広々としたキッチン。キッチンの向かいには4人が座れるダイネットがある トイレとシャワーブース、洗面台。これがクルマの中にあるとは思えないほど 大型ではあるがフォードE450スーパーデューティーのベース車両は力強い走りを確保 キッチンとダイネットが1部屋目ならリヤは2部屋目。ソファはそのままベッドになる 【URL】http://www.bonanza.co.jp/index.html 【ベース車両】フォードE450 スーパーデューティー 【乗車/就寝定員】10名/8名 【車両本体価格の目安】15,225,000円(税込) 「陸上の豪華クルーザー」と呼ぶにふさわしい極上のキャンピングカーがこれ。フロントとリヤの2ルームを有し、ゆとりのスペースを確保。 落ち着きのあるリヤラウンジにL字型のギャレー、さらにトイレ、シャワールームも完備。 リヤはゆったりとしたベッド、運転席の上にもベッドを設置、合計で8人が眠れる。まさに、ホテルのスイートルームがあると思える設備。 「いつかはこれ!」の充実で贅沢なキャンピングカーだ。 |
けん引免許不要でゆとりの装備 ゆったりのリビング部が夜はベッドルームになる。下段ベッドで1.95×0.75mの広さ 灯油やカセットガスを効率的に使用、環境と利便性に配慮した 普通免許でけん引できるトレーラー。車両とトレーラーの接続、切り離しも簡単な操作でできる 後部から室内を見る。センター部右側にはキッチン、左側にはトイレを設置。前方部は明るいリビング 【URL】http://www.indiana-rv.net/ 【就寝定員】4名 【車両本体価格の目安】2,580,000円(税込) 正規代理店のインディアナ・RVが日本の環境に配慮して特別装備にしたのが「Vエディション」の本トレーラーだ。 たとえばプロパンガスより環境にやさしい灯油FFヒーターの採用、加えて一酸化炭素警報機なども設置した。 トレーラーそのものの機能も充実しており、キッチンのほかにトイレや洗面台を装備。2段ベッドはゆっくり4名が就寝できる。 また、普通免許で運転できるのも大きな利点。注目のトレーラーだ。 |
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めたばかりの新米編集者。超がつくほどのアウトドア初心者のため、猛勉強中。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。