SAは旅の取材の際に「取材先の予習」をするうえで最高の場所です。販売されているもので名産品がわかるし、レストランのメニューを眺めれば地域の名物が理解できます。 今回は編集部が「取材で行ったら、これ食べたい!」をどどーんとお届けします。写真を見るだけで食欲がわきませんか? |
旅の仕事をしている編集部では、月に一度はクルマで相当遠いところまで出かけます。飛行機でどこかに飛んでも空港からはレンタカーでぐるりとまわることが多いんです。 当然、SAは取材時に欠かせない場所になります。カメラのための電池を購入したり、現地の情報がわかるフリーペーパーをゲットしたり。 でも、便利なだけで利用しているのではありません。編集部員たちはまずは外の屋台をじっくり眺めます。すると、ご当地の名産がよくわかるのです。 次にレストランのメニューにも注目します。現在は「地産地消」が当たり前になりましたから、メニューを見るだけで地域のグルメが理解できるのです。 取材先に向かう前のSAへの立ち寄りは、取材の下準備として欠かせない時間なのです。 読者のみなさんも、どこかに行くときは最終目的地近くのSAで、目的地の“予習”をするといいと思います。たとえば、泊まった旅館の夕食で地域のものが提供されても、「ああ、あれは生で売っていた。あんなかたちをした野菜だ」とか、「SAの地域限定メニューでも出されていたのだから、よほど名物なのだろう」と、旅がより一層深くなります。 そんなわけで、今回は目的地前ということで、下り線限定で「編集部もそこに行ったら食べてみたい」を集めてみました。 |
寒い時期の名物が「ほたてご飯」です。単品でもOKですが、うどんやそばとのセットが人気です。10時スタートで数も限定なので、お早めに注文を。やはり、北海道の冬は帆立貝ですね! |
「これなんじゃ!?」の決定版ともいえるメニュー。考えてみれば味噌もカレーも牛乳もラーメンも大好き。でも、融合しちゃうとどうなっちゃうんだろうと編集部員も興味津々です。 |
パンが入ったバスケット、クロワッサンの上にりんごのかたちのパンが! りんご風味の生地でアーモンドプードルやスライスしたりんごを包んだそうです。焼きたてが食べたーい! |
秋田自動車道ではありますが、岩手のブランド豚が食べられます。四元豚のメンチカツはボリュームもありそうだし、ジューシーに違いありません。ロングドライブのときにもってこい。 |
「すごいもの売っているなぁ」と編集部感激(歳上の人たち)。なんでも生活習慣病予防に効果がある必須アミノ酸のα-リノレン酸が多く含まれる「じゅうねん(エゴマ)」を使用しているんだとか!! |
常磐道を行くときの編集部お決まりのお立ち寄りスポットです。サザコーヒーは東京・銀座の茨城のアンテナショップでも好評を博しています。余談ですが茨城県ひたちなかの本店も素敵です。 |
見た目は普通のラーメン。近くには「喜多方」があるので、そっちが本命と思いきや、こちらは会津の温泉から採取した“塩”で作った変わり種。さっぱり味のラーメンを冬に食べたいですね。 |
群馬、伊香保といえば真っ先に思い浮かぶのが水沢うどん。讃岐、稲庭と並ぶ日本のうどんの名産地。編集部も草津や万座、四万などの群馬県の温泉に行くときに食べる名物うどんです。 |
横川といえば釜飯ですが、寒い時期には熱々のせいろご飯がたまりません。せいろの上には焼きたての地産牛である上州牛のサーロインがのっています。これはおいしそう! |
新潟といえばお米に日本酒。さすが米どころだけに「出たー!」なのが米粉のラーメン。新潟県が推進する食糧自給率アップのためのプロジェクトを応援するメニューでもあります。麺はもちもち? |
甲府や勝沼といえば日本有数のブドウの産地。ワイナリーも点在しています。そこで食べたいのがこのシチュー。甲府のワインビーフを利用、赤ワインも活かされているに違いありません(予想)。 シェフ特製の数量限定メニューです。 |
「見逃してたー!」と絶句する編集長。“関東流”が背開きで蒸してから焼けば、“関西流”は腹びらきでそのまま焼きます。岡谷流はその中間で背開きしてそのまま焼くため皮はパリっで身はふっくら。 |
「うわっ!」と驚く真黒なカレーです。十八穀米に合わせたイカスミがその秘密。付け合わせは名古屋コーチンの温泉玉子。玉子を混ぜればぐっとマイルドに。薬味も特産の「菊いも」、「山ごぼう」を用意。地元づくしの変わり種カレーです。 |
別に熊の丼ではありません。かつて南条のある「今庄駅」はSLが止まり賑わっていました。そのころ、列車の乗務員のまかない飯として出されたのが八熊丼。現在ではロコモコ風になっています。 |
つい最近、岡山に取材に行った編集部員が食べてきました。名物の小エビが入った黒色のピラフです。キャラメルソースが使用されていて、独特な味がなんともいえません。ぜひ、食べてみて。 |
これぞ地産地消。岡山産の食材をふんだんに使いながら、カロリーにも配慮したご膳です。森林鶏のちらし寿司、ピーチポーク、足守メロンと玉島伝統の菓子「柿巻」など吉備の国の味が楽しめます。 |
宮島の名産といえば牡蠣にアナゴ。宮島SAにも穴子丼や牡蠣フライなどがありますが、食べてみたいのは牡蠣が醤油スープに浮いているこのラーメン。牡蠣とラーメンの融合がおいしそう! |
大分の郷土料理である“だご汁”にこれまた名物のゆず胡椒を使用して個性的な味に仕上げてあります。玖珠SAではほかに名物の“とり天”も味わいたい一品。九州ならではのドライブです。 |
※メニューは変更になる場合があります。お出かけ前にホームページで確認ください。 また、今回のお料理写真は下記のサイトから利用させていただきました。 |
SA・PA情報はこちらから
●ドラぷら(NEXCO東日本)情報サイト
http://www.driveplaza.com/
●NEXCO中日本情報サイト
http://www.c-nexco.co.jp/
●NEXCO西日本情報サイト
http://www.w-nexco.co.jp/
< PROFILE >
常磐二郎
海岸沿いのドライブとお酒が大好物のWEB・雑誌編集3年目の新人編集者。
好きな高速道路は、東名高速道路と海老名SA。
常磐二郎
海岸沿いのドライブとお酒が大好物のWEB・雑誌編集3年目の新人編集者。
好きな高速道路は、東名高速道路と海老名SA。