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| 富士山が世界文化遺産の登録となって（6月正式決定予定）、2013年5月まで16カ所だった世界遺産が17になる。内訳は文化遺産13カ所（富士山は文化遺産）、自然遺産は4カ所だ。これらの中にはキャンプができるところもある。今年は世界遺産キャンプといこう。 |
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 世界遺産となる富士山
 知床は自然の宝庫だ
■法隆寺地域の仏教建造物（奈良県・文化遺産／1993年） ■姫路城（兵庫県・文化遺産／1993年） ◎屋久島（鹿児島県・自然遺産／1993年） ◎白神山地（青森県 秋田県・自然遺産／1993年） ■古都京都の文化財（京都 滋賀県・文化遺産／1994年） ◎白川郷・五箇山の合掌造りの集落（岐阜県 富山県・文化遺産／1995年） ■原爆ドーム（広島県・文化遺産／1996年） ■厳島神社（広島・文化遺産／1996年） ■古都奈良の文化財（奈良県・文化遺産／1998年） ■日光の社寺（栃木県・文化遺産／1999年） ■琉球王国のグスクおよび関連遺産群（沖縄県・文化遺産／2000年） ◎紀伊山地の霊場と参詣道（和歌山県 奈良県 三重県／2004年） ◎知床（北海道・自然遺産／2005年） ■石見銀山遺跡とその文化的景観（島根県・文化遺産／2007年） ■小笠原諸島（東京都・自然遺産／2011年） ■平泉・仏国土（浄土）を表す建築、庭園および関連の考古学的遺跡群（岩手県・文化遺産／2011年） ◎富士山（静岡県 山梨県・文化遺産／2013年） さて、■印と◎印の違いがおわかりだろうか。 ◎印はキャンプにふさわしいところだ。もちろん、京都府にもキャンプ場があるが、「古都京都の文化財」というイメージには遠い。 しかし、そのほかのところは、まさに「世界遺産でキャンプをしたよ」と、胸を張れるおすすめの場所だ。 ただし、キャンプ場以外でのキャンプを禁止している地域もある。たとえば、自然遺産の小笠原は島内にキャンプ場がなく、諸島全域でキャンプは禁止になっている。このあたりのルールはアウトドア愛好家として守りたい。 それでは編集部おすすめの世界遺産キャンプ場をご紹介しよう。 |
| 【世界遺産 知床】 |
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 開設期間は7月6日～9月24日を予定。平成17年にオープンしたキャンプ場。見晴がよく、晴れた日は国後島の眺望も楽しめる。電源付サイトも完備されている。知床へのドライブのベースとしてもいい。 |
| 【世界遺産 白神山地】 |
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 暗門の滝、白神山地のふたつの大自然に近い施設。コテージとオートキャンプサイト、川原のサイトなどをもつ。温泉もあるので、キャンプ場ではゆったり過ごし、白神山地周辺は行動的に探索したい。 |
| 【世界遺産 富士山】 |
 編集部もこれまでにずいぶん多くのキャンプ場に出かけたし、過去にこの連載でいくつものキャンプ場を紹介している。 今回ご紹介するのは利用者の人気が高いサイト３つ。 ところで、富士山が自然遺産ではなく文化遺産となるのは、富士山登山者によるゴミ問題や、自然保護の観点で欠けている部分があったから。 富士山周辺でキャンプをする場合も、そのあたりを注意して、ゴミは持ち帰る、自然にむやみに手をつけないなどのルールを守ってほしい。 |
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 富士山の２合目、標高1200メートル地点にあるキャンプ場。眼下には駿河湾があり、夜は満天の星と駿河湾の夜景が楽しめる。場内にはコテージも各種あり、初めてキャンプにも最適だ。 |
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 富士山が美しく見えるポイントのひとつである朝霧高原田貫湖のほとりのキャンプ場。夏はサイト周辺に飛ぶホタルが見られる。湖でのブラックバス釣りなど、富士山の景観以外にも楽しみはたっぷり。 |
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 遊園地「ぐりんぱ」に隣接するキャンプ場。遊園地やサファリパークが楽しめるパック料金も設定されている。キャンプ場運営はアウトドア教室などで定評があるPICAグループなので安心してキャンプが楽しめる。 |
| 【世界遺産 白川郷】 |
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 国道156号の道の駅「飛騨白山」近くのキャンプ場で白川郷観光のベースになる。対岸には平瀬温泉があり観光後の入浴も可能。サイトは区画サイトのほかにバンガローなどがある。自然を大事にしたキャンプ場だ。 |
| 【世界遺産 紀伊山地】 |
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 川湯温泉のすぐ下流に位置するキャンプ場。大塔河原沿いの砂利地に位置するオートキャンプ場と草地の一般キャンプ場に分かれる。熊野本宮にも近いし、川湯温泉は川原を掘ると湯が湧くキャンプならではのだいご味。 |
| 【世界遺産 屋久島】 |
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 屋久島の海沿いにあるキャンプ場。豊かな自然が残る屋久島で、バーベキューや海水浴、釣りを存分に楽しみ、1日は屋久杉を求めて山へハイク。ものすごくぜいたくなキャンプになるだろう。 |
| ※キャンプ場告知のために、それぞれのサイトから写真をお借りしました。 |
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
