「どら弁当」「速弁」は進化中 SAのお弁当を有効利用しよう！

「ますます人気の『道楽弁当どら弁当』に注目！」と題して掲載してから3年。その便利さとおいしさが評判になってSA弁当の進化は留まることを知りません。日々進化するSA弁当に再注目です！

「おでかけ前にお弁当を用意するのは少々面倒」、さらに「お弁当ならば、気に入った場所で広げられる」という点を考慮したときに、NEXCO東日本のSAで販売している「どら弁」と、NEXCO中日本が予約販売している「速弁」は最高です！
どちらも“旬”と“地産”をたいせつに作られたメニュー。さらに、料理研究家の監修や一流料亭とのコラボレーションで誕生しただけに味も一級品。これが人気にならないわけがありません。

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ただし、今回取り上げたお弁当さえも旬が終われば次のメニューに変更されることもありますし、販売されるSAが限定されたり、週末だけの販売だったり、限定販売のために早々に売り切れるケースもあります。
NEXCO東日本のルートを利用しておでかけする場合は、事前にホームページをチェックして、食べたいお弁当が決まったら販売日などを確認すること。そのうえで、早めに出発してゲットするのがいいでしょう。寝坊してしまい、SAに着いたら「売り切れました」では悲しすぎます。それに、お弁当を手にしてドライブを続け、「〇〇でランチ」のプランも大崩れしてしまいます。
NEXCO中日本を利用しておでかけする場合は、１週間前ぐらいにホームページをチェックし、「このお弁当が食べたい」と決まったら、事前に忘れずに予約しておきましょう。
あとはSAに立ち寄り、速弁を受け取ればいいだけ。ただし、降雨だからなどの理由でおでかけをヤメ、突然のキャンセルは禁物ですよ。

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いずれにせよ、「どら弁」も「速弁」も食べてみたいのオンパレード。都心のデパートではしばしば「駅弁フェア」が開催されますが、駅弁人気メニューにちっとも遅れをとらないどころか、「食べてみたい度」では上回る感があります。
それでは、「どら弁」「速弁」のなかで、編集室スタッフが「これこれ、これが食べてみたい！」と絶叫（？）したお弁当をご紹介しましょう。NEXCO東日本、NEXCO中日本ごとに編集室で「食べたーい！度」が高かったものから順不同にご紹介します。
もちろん、これがすべてではありません。ほかにもおいしそうなお弁当が目白押しですよ！

【購入できるSA】 常磐道・友部SA上下線、北関東道・笠間PA（集約）
【お値段】 980円

栗生産量全国１位の笠間ならではのお弁当です。笠間産栗“利平”と、茨城産もち米“マンゲツ”を使用。そのほかに常陸牛の山椒煮、つくば鶏に加え、茨城産野菜が入ってなんとも豪華です。これぞ“農産物大国”茨城といった感のあるお弁当です。

【購入できるSA】 東北道・羽生PA上り線（土、日、祝販売）
【お値段】 900円

たらことイクラ好きの編集室のボスが「たまらんなぁ」とつぶやいた逸品。ご飯の上に明太子と焼きたらこ、さらに焼き穴子、ホタテ、イクラとくればおいしいこと間違いなし。ただし、羽生PAの上り線販売となると都内在住の方には購入しにくいかも。

【購入できるSA】 東北道・上河内SA上下線、矢板北PA上下線
【お値段】 650円

編集室の女性スタッフが注目したお弁当。山菜ごはんを錦糸玉子で包み込んだもの、栃木県が生産量日本一の干瓢の煮しめ、細巻き寿司、栃木県産ゆばと根菜の煮ものなど、少しずつおいしいものを多種いただけるお弁当。カロリー控えめ、お値段もリーズナブル。

【購入できるSA】 東北道・前沢SA上下線（土、日、祝販売）
【お値段】 980円

東北五大祭の「さんさ踊り」をイメージしただけあって、とても賑やかで楽しいお弁当。ひとめぼれの茶飯の上にイクラ、ホタテ、ウニ、鮭の照り焼きに加えて煮椎茸、蒸し鶏肉とこれでもかの豪華さ。さんさ踊りの名に恥じないお弁当に仕上がっています。

【購入できるSA】 関越道・越後川口SA上下線（土、日、祝販売）
【お値段】 550円

「ごはんそのものが最大のおかず」を主張しているようなお弁当。そういえば、昔のお弁当はおにぎりが断然主役でした。それもそのはず使用しているのは魚沼産こしひかり。塩おにぎり、かぐらなんばん味噌おにぎり、しょうゆおにぎりとシンプルなおいしさです。

【購入できるSA】 東関東道・湾岸幕張PA上下線、京葉道路・幕張PA上り線（土、日、祝販売）
【お値段】 596円

こちらも自慢のお米を使用。粒が大きくふっくらとした炊き上がりで、冷めても堅くなりにくい千葉産独自品種「ふさこがね」を使用しています。老舗のあさり佃煮、銚子港のサンマ、そのほか千葉のおいしいものがたっぷり詰まっています。

【購入できるSA】 上信越道・横川SA上り線（土、日、祝販売）
【お値段】 1380円

プレミアムが名称に付く特別なお弁当。「峠の釜めし」で有名なおぎのやとのコラボレーションで誕生しました。上州産和牛、自家製ローストポーク、鶏とキャベツのそばクレープ巻など、極上の素材を巧みに使って至福のお弁当が完成しました。数量限定なので要注意。

【購入できるSA】 東名高速・港北PA上下線（５個以上から予約）
【お値段】 1545円

黒毛和牛を使用して老舗料理店人形町今半が作ったすき焼丼。和牛、煮玉子、今半ゆばに加え、笹がき牛蒡、長ネギ、しめじなどの野菜が奏でるハーモニーが一流たる由縁。グループでおでかけし、富士山を眺めながら食べるのに最高のお弁当でしょう。

【購入できるSA】 東名高速・上郷SA上下線（完全予約制）
【お値段】 1730円

昭和元年創業の料亭が創作した華やかなお弁当。若女将の「つぼみ」はエビフライ、鯛塩焼き、う巻き、鳥もも肉の八丁みそ焼きなどに穴子ご飯。ちなみに、海老の天むすとうなぎいなり、牛肉のしぐれ煮、焼き鮭といくらご飯などが入った女将弁当「花舞」もあります。

【購入できるSA】 東海北陸道・関SA上り線、長良川SA下り線（2個以上から予約）
【お値段】 2160円

松茸や舞茸、しめじなどの秋の食材がたっぷり。野菜中心の14品を味わえる秋に発表されたメニューです。この記事が掲載されるころまであるかどうかは定かではありませんが、「こんなお弁当があるんですよ」と、その美しさをお見せしたかったというわけです！

今回ご紹介したお弁当、どれもとてもおいしそうですね！
ただし、NEXCO中日本のメニューは秋に発表されたものが中心です。過去の例でいえば、適度な時期にNEXCO中日本は新たなメニューを毎シーズン発表しています。
それだけに、今後も新たなメニューが続々出てくる可能性が大。ご紹介したお弁当を注文しようと思っても、すでにメニューが変更されているケースもあるのでご容赦ください。
でも、おでかけ前にチェックすれば、思わぬ驚きの新速弁が登場しているかもしれません。それもまた、速弁ならではの楽しさかも。
これからのおでかけは、SAやPAのレストランやフードコートで食べるだけでなく、お弁当を有効に利用しましょう。
新しいドライブのスタイルが確立するかもしれません。

※各施設の紹介記事作成にあたりNEXCO東日本、NEXCO中日本両社のホームページより画像を一部借用しています。