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「Smart Access」おでかけマガジン 毎月2回、「Smart Access」会員のみなさまへ、旬のドライブ&スポット情報をお届けします。
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待ちに待った秋! テント派キャンパーなら収穫の時期で食べ物がおいしく、暑さ知らずで快眠できる秋が大好き。そこで提案! こだわりの料理を今年の秋キャンプで実施してみませんか? そのための必須道具を紹介します。


テント派キャンパーは秋が大好き。
風通しがあまりよくないテントでは、真夏に快眠を得るのは少々難しいかもしれません。
一方、冬キャンプはそれなりの装備も必要ですし、テントの中で寒中に眠るのは心細いものです。
しかし、秋は違います。テントを締め切っても適温で、シュラフの中でしっかりと熟睡できます。
加えて秋は収穫のシーズン。現在ではスーパーマーケットなどで年間を通してあらゆる野菜が購入できますが、やはり食べ物には“旬”があります。それを大事にしたいものです。



キャンプ場はそのほとんどが郊外地域にあります。となれば、道の駅やJAなどが直営する物産店も近くにある可能性が高い。
それらのお店を覗いてからキャンプ場にチェックインという人も多いでしょう。都会のスーパーですべての食材を購入して下ごしらえしておくのは効率的なキャンプの方法ですが、事前にメニューを決めるのではなく、道の駅などの物産店に並んだ野菜、食材を見てからメニューを決めるのもいいものです。



めずらしい食材がある! 収穫されたばかりの野菜がほしい!
さてさて、それで何を作ろうか…?
たとえば、パスタが準備できれば、オリーブオイルを用いて、ガーリック、唐辛子と旬の野菜を炒め、塩・胡椒で味付けすれば「旬の野菜たっぷりペペロンチーノ」が完成します。
現地の食材、旬の食材を使ってこそ、都会から離れて秋の夜長を楽しむキャンプの価値はあがります。



ところで、自宅ではやりたくてもしにくい料理があります。
たとえば、自家製パスタを作ろうと思っても、粉が散乱した場合を考えると、なんとなく気が引けます。
燻製だったら、煙がキッチン内に充満してしまうでしょう。
しかし、キャンプ場だったらいかが? 多少、粉が散乱しても床が汚れる心配がありませんし、煙が充満することはありません。
ならば、食材と同時に調理法にもこだわってみましょう。
手作りパスタ、そば打ちに挑戦し、飯盒なども活用してみるのです。
BBQで炭に火を付けたのなら、その上に石焼き鍋を置いて、旬の食材特製石焼きビビンバを楽しんでみましょう。釜飯用の釜があれば、食材をうまく詰めてアウトドア用燃料を使って、旬のキノコがいっぱいの釜飯だってできてしまいます。キャンプ場で食べるのに最高ですよね!
この秋は、徹底的にグルメにこだわってみませんか?



とはいえ、いきなり高額のものを購入するのはどうでしょう。ムリをして高い用具を購入しても、それが自分に合う趣味かどうかはわかりません。
そこで、編集室がセレクトした比較的お手頃な調理用具をご紹介します。手が届く商品ですので、ぜひ調達してグルメな秋キャンプを体験してみてください! そして、それが気に入ったのなら本格的なものを購入すればいいでしょう。
手作りパスタに挑戦



【ネット参考目安価格:2300円】
※今回のプレゼント賞品

日本でパスタといえば乾燥パスタが主流です。南イタリアでも乾燥パスタが主に食べられていますが、イタリア北部では自家製を含む生パスタが主流になります。
パスタはどんな食材にも合うし、キャンプ場に最適のグルメです。こねたパスタの生地を伸ばし、カッターでカットしていく。最初は太麺にして、牧場や道の駅で手に入れたミルクを使ってクリーム系のパスタにするのもいいでしょう。
パスタ麺を作る時に使う強力粉が飛び散ったとしても、キャンプ場なら大丈夫ですよね。いずれにせよ、パスタ作りから始めるキャンプグルメはキャンプの楽しさを拡大します。
なお、パスタ麺の太さを調整できるタイプ、別売りのサイズ別カッターがあるケースなどがあります。お好みの太さのカッターを選ぶといいでしょう。
収穫されたばかりの秋そばを手に入れて打つ!



【ネット参考目安価格:7700円】

秋は収獲されたばかりのそば粉が出回るシーズンでもあります。特に山形や茨城、長野などのそばの名産地の物産店には、そば粉が店頭に並びます。それを見逃さずにゲットして、さっそくキャンプ場でそば打ちといきましょう。
キャンプ場に広げた組み立て式のテーブルでは少々頼りありませんが、しっかりした台を用意すれば、そば打ちはできます。
こちらのセットは①のし板、②こま板、③麺棒、④こね鉢、⑤蕎麦切り包丁が付いており、加えて教本代わりになるレシピまで…。
入門者に最適なセットでしょう。水の量はどうすればいいのか、どのようにこね鉢を使ったらいいのか。研究しながらそばを打ってみましょう。キノコや旬の野菜を天ぷらにして一緒に食べれば最高でしょうね。
キャンプなら飯盒でご飯を炊く



【ネット参考目安価格:1900円】

キャンプ場ではご飯も飯盒で炊きたいものです。電子ジャーをAC電源付きサイトに持ち込めば簡単にご飯が炊け、食事が終わった後もサッと洗えてしまいます。
しかし、飯盒では炊くのも一苦労ですし、食べ終わった後の洗いもたいへんです。それでも、あえて秋のグルメキャンプは飯盒!
おこげを楽しみ、食べ終わった後に“おいしさ”に感謝して飯盒を洗いたいものです。きっと、いつものカレーライスが何倍もおいしく感じるはずです。
以前、この連載で紹介した関口国吉商店の飯盒は、高級アルミニウムを使用。日本製でしっかり作られていて、アウトドア通たちに好評です。飯盒はシチューやスープを作るのにも向いています。
秋の食材を入れて炊き上がりを待つ喜び



【ネット参考価格:2420円】

アウトドアショップや登山用品ショップで気軽に購入できる固形燃料を使って釜飯が炊けるのです!
そのために必要なのがこのカマドセット。どんな具材を入れるかを工夫して秋ならではのおいしい釜飯をキャンプ場で食べたいものです。
こちらの釜飯カマドセットは190×190×215mmの1合炊き用。奮発して家族分そろえて、それぞれに作ってみるのもいいでしょう。湯気が出てきて、しばらく待ち、それから木蓋をゆっくり開ける。ほんのりしたいい香りと、見た目にうれしい釜飯のできあがり。それを想像するだけで楽しい気分になります。
直火OKならばBBQ台の上で調理が可能



【ネット参考価格:1840円】

秋ともなると夜は冷える時もあるでしょう。そんな時にアツアツの料理があれば最高です。
こちらは業務用として販売されている耐熱陶器製の器。最大の特徴は直火OKなこと。石焼きビビンバ用に販売されていても、直火NGの器もあるのでチェックが必要です。
その点、こちらの器は石鍋に比べて軽量で安価。それでいて電子レンジ、オーブン、食洗機対応という優れもの。ご紹介しているのは直径18cmのタイプですが、他のサイズも揃っています。
石焼きビビンバはもちろん、石焼きラーメン、石焼きチーズカレーなどを作るのも可能。残ったご飯を器に入れて、具材を上に乗せ、BBQの残り炭火の上に置けば贅沢お夜食の完成です!
憧れのダッチオーブンも入門バージョンから



【ネット参考価格:3180円】

蓋の上にも炭を乗せて上下から熱を与え、オーブン効果でさまざまな料理が作れるダッチオーブン。アウトドアグルメを極めたいならダッチオーブンです。この連載でも何度かダッチオーブンを取り上げました。
しかし、それほど安いものではありません。特に名が知られたメーカーになれば、一生ものとはいえ、それなりの価格になります。
ところが、「最安値に挑戦」と銘打って、ダッチオーブン+蓋を持ち運ぶためのリフター+五徳や蓋置きになるスタンド+収納ケースの4点セットを3000円少しで販売している会社があります。
ダッチオーブンの容量は約3.8?ですから、サイズとしても十分です。ダッチオーブン料理に初挑戦するなら、最初はこのようなお手頃セットでも十分ですね。
アウトドアでパンケーキのランチは



【ネット参考価格:3530円】

パンケーキが一度に4個焼けるパンケーキメーカーです。パンケーキを焼いて、物産店で購入したフルーツや蜂蜜をかけて食べるなんて、なんとも素敵なひとときですね。
本体はアルミニウム合金で表面はフッ素樹脂塗膜加工が施されています。熱伝導に優れたアルミ使用で、4個ともきれいに焼けます。
ところで、パンケーキというとスイーツのイメージがありますが、本場アメリカでは甘くないパンケーキを作り、ベーコンやソーセージ、スクランブルエッグと一緒に食べている人もたくさんいます。そんなランチや朝食もアウトドアに似合いますね。
ときには和風の生地を工夫して、中にアンコを入れて大判焼きに挑戦というのはいかが?
ソーセージはアウトドアがよく似合う食品



【ネット参考価格:5250円】

肉を押し出す本体とノズル2個、ブラシ×1個、レシピブック1冊が付いたセットです。
筒部は耐熱温度80度でABS樹脂製、シャフトはスチール製です。肉を押し出すのは案外と力がいる作業ですが、これがあれば腸詰は簡単です。
加えて「SOTOいぶし処ミートミンサー(ネット参考価格:2690円)」があれば、手動で肉、魚などさまざまな食材がミンチにできますので、肉に野菜を混ぜてみるなどの工夫ができるでしょう。オリジナルソーセージを作ってみたらいかがでしょう。
アウトドアでビールのおつまみにはソーセージがとてもマッチします。手作りのソーセージがあれば完璧です。
なんでもかんでも燻製にしてみる



【ネット参考価格:3000円】

自宅では作りにくいけれど、アウトドアだと作れる料理の代表が燻製でしょう。自宅だと壁に匂いが付くし、煙で大迷惑かもしれませんが、大空の下なら煙がもくもく出ても安心です。
こちらのセットも入門者に最適です。燻製器にメッシュ金網、棒網、Sカン3本、網乗せ金具8個、チップ皿、サクラチップ1袋が付いています。
網の上にも置けるし、吊るせるので、さまざまな食材に挑戦できるでしょう。桜の香りがほんのり付いた、おいしいスモークができるといいですね。
ソーセージメーカーを使って手作りしたソーセージをさらにスモークする。凝って凝って凝るこだわりの自家製グルメの完成です!
※記載した価格はあくまでも調査時のネット表示価格で変更される可能性もあります。

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●オートキャンプの情報ならこちらへ
社団法人 日本オートキャンプ協会
http://www.autocamp.or.jp/
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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