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「Smart Access」おでかけマガジン 毎月2回、「Smart Access」会員のみなさまへ、旬のドライブ&スポット情報をお届けします。
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春の香りがうっすら漂ってくると、アウトドア&キャンプ好きの心はむくむくっと目を覚まします。「キャンプ再開だー!」と、勇んででかけたものの、やはり夜は少々寒い。そこで、“ご当地鍋”で温まりましょう。
近年のスーパーマーケットではさまざまな鍋料理のダシが販売されている。塩、醤油、トマト、チーズなどその種類は多いから、ご家庭でもいろいろ試したのではないだろうか。

ところで、キャンプを行うことは地方への“おでかけ”である。
今日では地元の方々の努力によって、サービスエリアや道の駅、地域産業館のような場所で、旬で安心できる野菜や物産品が豊富に買える時代になった。
それらの素材こそ絶好の鍋料理の具材なのだ。
ただし、その地域独特のお出汁の取り方というと、少々自信がないというのが正直なところだろう。

そこでおすすめしたいのが、通販を有効利用する方法だ。
春キャンプに出かける前に、通販で鍋セットを購入する。それらのセットにはたいてい具材が付属しているが、それだけではアウトドアでたっぷり遊んだ身体には物足りないので、地元の物産館で購入した野菜などを追加する。
これで完璧。おいしい特製ご当地鍋が味わえるのだ。
それでは、おでかけ先ごとにご当地鍋を研究していこう。

北海道キャンプの至福の夜

  5,800円
雪解けまでは時間がかかるが、北海道でキャンプをするなら、「石狩鍋」ははずせない。ご紹介するのは新千歳空港にも出店している佐藤水産の「時鮭(ときしらず)海鮮石狩鍋」だ。貴重な時鮭、ズワイガニ、カニみそ入り団子、ホタテなどがセットになっており、あとは地産の野菜を加えればいい。ただし、このセットは季節限定なので注意。

http://www.sato-suisan.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=496

東北地方日本海側でキャンプの至福の夜1

  2,500円~
秋田といえば“きりたんぽ”にしょっつる鍋。しょっつるとは生魚を樽で塩漬けにして発酵させた秋田特有の“魚醤”。海鮮のうまみが広がる鍋になる。セットにはハタハタの団子(しょっつる入りつみれ)、秋田産ぶりこハタハタ、スープがつく。なまはげ伝説が今日に生きる男鹿半島の物産を扱うショップよりお届け。

http://www.ogayoshi.com/nabe/hatahata.htm

東北地方日本海側でキャンプの至福の夜2

  3,780円~
ご存じ、きりたんぽのセットは手作りきりたんぽが評判の佐田商店からお届け。セットにはきりたんぽ、だまこもち、比内地鶏、比内地鶏のスープに加えて、ごぼうやネギ、舞茸、糸こんにゃくなども付いているので、このセットだけで十分なのだが、やはり地産の食材を加えてパワーアップしてキャンプ場で食べたい。

http://www.satanokiritanpo.com/konyu/

関東~南東北地方太平洋側でキャンプの至福の夜

  4,200円~
茨城県の常陸沖の名産といえば「あんこう」。冬の魚の王様とも呼ばれるあんこうは、地元では骨以外のすべての具材をおいしく食べている。日立市の輝海屋から届くのが、あんきも入り味噌仕立てスープと、常陸産あんこう(身450g、キモ50g)、調理説明書のセット。野菜は茨城の名産品。地元で仕入れておいしい鍋を。

http://www.47club.jp/10M-000031htt/goods/detail/10018695/

中部地方日本海側キャンプの至福の夜

  5,250円~
ヤフーの「鍋セット部門」で年間いちばん売れたのが「特大ズワイガニしゃぶ・カニ鍋セット」で、越前カニ問屋ますよねが提供している。大型ズワイガニを食べやすいようにカットしてから大量に送られてくるので、キャンプ場でも面倒なくむしゃむしゃ食べられる。バーベキュー台で豪快に焼いて食すのもいい。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/masuyone/y-209p5.html

中部地方キャンプの至福の夜

  2,580円~
甲州名物の「ほうとう」の総合通販サイトでは「吉田うどん」が人気。豚ほうとう、鶏ほうとう、鴨ほうとう、たっぷりかぼちゃほうとうなど、さまざまなほうとうを販売している。たっぷりの野菜も付いているので煮込むだけでOKという楽ちんさ。キャンプにもってこいのお手軽さが、ベテランキャンパーにも受けている。

http://yoshida-udon.com/hoto.html

中国地方キャンプの至福の夜

  4,700円~
広島かきの専門店「和丸」がお届けするのは、広島かきを使った土手鍋が食べられるセット。土手鍋とは、鍋のまわりに味噌を塗って、かきと豆腐、野菜を煮ながら食べる広島の名物料理。和丸は「土手みそ」も発売しており、セットにはむき身生かき、焼とうふ、野菜類、お出汁、土手味噌などが付く。

http://kazumaru.info/mart/mart.html

九州地方キャンプの至福の夜

  2,980円
創業30年、博多もつ鍋の人気店である「若杉」から届くのが牛もつ鍋セットだ。醤油、味噌、あっさり味噌、塩、チゲなどの9種類の味が選べるのがミソ。味によって内容は多少異なるが、基本的に国産牛もつ、スープ、ちゃんぽん麺が付く。本場で人気の味を取り寄せて、キャンプ場で豪快に食べる。身も心も喜ぶ逸品だ。

http://www.wakasugi.info/item/157.html

アウトドアでおすすめの鍋

  14,500円
キャンパーたちに人気のユニフレームの「fan5シリーズ」。ステンレス素材を採用して丈夫で、汚れが落としやすい。また、重ねて小さく収納できるのも人気のポイントだ。

1. メッシュバスケット 
2. ライスクッカー(2~5合用)
3. ステンレス大鍋(5.5リットル)
4.フライパン(22.5㎜)
5. ステンレス片手鍋(2リットル)

●オートキャンプ場ガイドおよびオートキャンプ場の予約なら
社団法人 日本オート・キャンプ協会
http://www.autocamp.or.jp/
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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