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「スマホに附属しているカメラで十分」と言う人が増えた昨今、それでもアウトドアやキャンプ場で1台欲しいのが防水のカメラです。雨やホコリに強く、ズーム機能も備えたアウトドア派のカメラをご紹介しましょう。

取材時に写真撮影する編集室にはさまざまなカメラがあります。
もっとも多いのが大型の一眼レフカメラ。台数が多い理由は、デジタルカメラの進歩は著しく、毎年のように画素数やISO感度などのスペックが向上するためです。
「取材のためには…」と、進化した一眼レフカメラを定期的に購入しているうちに数台もある状態になってしまいました。
もちろん、一眼レフカメラにはレンズが必要です。
広角から標準、望遠、ズーム、マクロと一眼レフカメラに装着できるレンズがたくさん揃っています。それだけに目的に合った写真撮影がしやすいのが最大の利点です。
しかし、一眼レフカメラにも大きな問題があります。第一に重い。移動時に担ぐのも一苦労です。まして、最近では航空会社の重量制限が非常に厳しくなっています。
一眼レフカメラを2台、レンズを3種類持って海外取材となると、バッグがかなりの重量となるために機内持ち込みを制限されたり、重量超過料金を請求される場合もあります。
次に編集部で活躍しているのが、レンズ交換ができるミラーレスカメラです。近年では撮影機能が向上し大型一眼レフカメラに劣らぬ写真が撮影できるようになりました。レンズも広角から望遠、トイレンズなど複数が販売されています。
旅取材が多い編集室的ミラーレスの最大の利点は、コンパクトで軽量なことです。これなら手持ちバッグに簡単に収容できますし、重量制限も気になりません。
ただし、ポートレートを撮影する場合に、被写体の女将などが雑誌の写真撮影に慣れていると、「あら、そんな小さなので撮るの?」と、若干怪訝な顔をされます(泣)。
そして、編集室に欠かせないのが防水・防塵カメラです。
最近では「スマホのカメラで十分」という人が大勢います。しかし、アウトドアでもそうでしょうか?
編集室で愛用しているオリンパスの「Tough」を例にあげてみましょう。
タイトル横の写真は湯底からラジウム泉が湧き出している湯船を、水面とほぼ同じ高さで撮影しています。ブクリと泡が浮く様子が分かりますが、この位置までスマホを持ち込む勇気がありますか?
いくら防水のスマホでも、温泉に近付けるのは怖い。それにスマホの場合は、もしも故障すれば住所録などのデータが失われる可能性もあります。
もうひとつの大きな写真は法師温泉で撮影しました。そう!浴槽に潜って湯底の石の間からブクブクと温泉が湧き出す様子を撮影しています。
これをキャンプ場に置き換えてみましょう。たとえば、川遊び、釣り、海水浴でも遠慮なく撮影ができます。釣堀にイワナが放されていて“イワナのつかみ取り”を開催していたとすれば、水中にカメラを入れてイワナとそれを追うお子さんの手の写真も撮影できます。もちろん、雨でもへっちゃらです。
加えて、防水カメラの中には以下の機能もあるケースが多いのです。

●ズーム、ワイド撮影、手ブレ防止などの機能は撮影を簡単にし、画角もスマホより優れているのが一般的です。

●撮影モード設定は撮る場所やシチュエーションに合わせてカメラが自動的に最適な設定にしてくれます。とくにアウトドアを意識した防水カメラの場合、海、雪山、森林などのシーンをセレクトできる場合もあります。

●防塵機構が施されている場合が多く、アウトドアで砂ほこりが舞うようなMTBなどでも思い切って撮影できます。カメラが汚れたら水道水でじゃぶじゃぶ洗い流せばOKというのも魅力。

●耐低温対応のカメラも多くあります。これだとスキー場や冬のキャンプ場でも問題なく撮影できます。

●耐衝撃、耐荷重性にも優れているケースが多いのも特徴です。スマホを小さい子どもに渡して「撮って」とは、岩場の多い河原などでは言いにくいものです。でも、耐衝撃性に優れていれば、子どもが誤ってカメラを落としても大丈夫。
耐荷重制に優れていれば、キャンプ用ウエアなどでぎゅうぎゅうのバッグの中にも気兼ねなく押し込めます。

以上、スマホのカメラでは到底かなわないアウトドア向きの機能が多いのが防水カメラなのです。

それでは、編集室おすすめの防水カメラをご紹介しましょう。


編集室が愛用しているToughの最新機種です。画素数は1600万、5倍広角ズーム、防塵、耐衝撃、耐低温などのアウトドアで重宝する機能をすべて備えています。

●防水機能=15m、2016年2月発売
●参考価格3万2000円(編集室調べ)


編集室が愛用する一眼レフのキヤノンの防水版コンパクトカメラでロングセラー商品。5倍広角ズーム、防塵、耐衝撃、マイナス10度の耐寒性能などを備えた頑丈なカメラです。

●防水機能=25m、2014年3月発売
●参考価格2万2000円(編集室調べ)


小型カメラで定評がある富士フイルムのアウトドア派カメラ。もちろん防塵、耐衝撃、耐低温機能を装備。独特なフォルムで片手でも持ちやすいのが特徴です。

●防水機能=15m、2016年2月発売
●参考価格2万3000円(編集室調べ)


総画素数1676万画素、5倍広角ズームを採用。ニコンらしい写真の美しさを実現しています。防塵、耐衝撃、耐低温機能も装備。笑顔自動シャッターはキャンプ場で活躍。

●防水機能=30m、2015年3月発売
●参考価格2万6000円(編集室調べ)


カメラメーカーとして定評のあるペンタックスの技術を融合、水深14mでも撮影可能。防塵、耐衝撃、耐寒機能も高水準。独特のボディがアウトドアの雰囲気ですね!

●防水機能=14m、2015年3月発売
●参考価格2万6000円(編集室調べ)


レンズに定評があるケンコーの防水カメラはとてもリーズナブル。それでいて1531万画素、耐衝撃機能を備えています。デジタルズームは4倍、アウトドア遊びカメラに最適。

●防水機能=3m、2015年8月発売
●参考価格1万円(編集室調べ)

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< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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