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キャンプの新製品は春先に発表され、春休みからGWにかけて店頭に並びはじめ、夏休みを前に人気商品は目立つように展示されるという流れになります。店頭に並んだ新製品を吟味した「おでかけマガジン」編集室スタッフの、“今年欲しいもの”をご紹介します。
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ほとんどのキャンプ用新製品は春先にプレス会見やパンフレットなどで発表されます。
これらの製品は徐々にスポーツショップの店頭に置かれますが、自社系列のアウトドアショップなどがない限り、雪のシーズンはスノーボード&スキー用品、通年で野球やサッカー、ランニング、ゴルフ用品コーナーが設置されているために、実際にはなかなか見かけることができないのも現実です。
それでも春休み前からスポーツショップの店頭に徐々に置かれ始め、GW直前にアウトドアスペースを拡大、テントなどが堂々と設営されてようやくお目当ての製品に触れられるようになります。
キャンプは夏休みや秋が最適の季節。そこで、おでかけマガジン編集室スタッフが選んだ、「今年欲しいアウトドア用品」を発表します。
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【参考:価格12,000円】
近未来映画に出てきそうな風貌ですが、これがとても素敵なグリルなのです。中段に薪を入れて火をつける。地面と炭床までは約10cmの高さがあるので、キャンプ場の芝にダメージを与えません。
上部のゴトクは高さ3段階調整可能、火力によって位置を変えられます。
上部にはお鍋やダッチオーブンなどを乗せ、じっくり加熱する調理が楽しめます。
<編集室スタッフのひとこと>
「薪の炎を楽しめるのが魅力的です。まさにアウトドアの醍醐味でしょう。そして、調理のための工夫もされている。商品名どおり、アウトドア用“かまど”なのです。ステンレス製なので、手入れも楽そうです」
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【参考:価格15,000円】
キャンプ場やクルマと家の間でのキャンプ用品運搬に便利な、小回りが利くキャリーカートです。総重量は8.5kgでコンパクト収容可能、クルマにも場所をそれほどとらずに搭載できます。耐荷重の目安は静止時約105kg、走行時60kg、たいていのものが楽に運べます。スツール・ベンチ、キャリーバッグなどにも採用されているストライプ模様が素敵です。
価格22,000円の大型、ストライプ キャリートラックもあります。
<編集室スタッフのひとこと>
「タイヤが太いので、キャンプ場の芝生、マンションなどの煉瓦敷き通路でも楽に荷物が運べそうです。耐荷重が優れているので、持ち運びだけでなく、キャンプ中に物を収納しておく場所としても重宝するに違いありません」
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【参考:価格9,300円】
フレームに超ジュラルミンを採用、耐荷重100kgなのに、わずか980gを実現した優れものチェアです。座面は約44cm、座面高36cmですが、附属の収納ケースに入れれば、驚くほどのコンパクトさ。
クリスタルブルー、クリスタルオレンジはキャンプ場でとても映えるカラーです。そのほかにブラック、レッドも用意されています。
<編集室スタッフのひとこと>
「軽くて収納性にも優れているので、キャンプ時だけでなく、いつもクルマに積んでおきたくなるチェアです。特筆すべき点は、座り心地のよさ。ぜひ、ショップで座ってみてください。納得できるはずです」
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【参考:スチールベルトクーラー/32,400円、ウッドチェア/16,200円、スチールベルトジャグ/9,180円】
コールマンのアメリカン ヴィンテージシリーズは、アウトドアで思いっきり遊ぶための明るいシーンを演出する話題のシリーズです。カラーはオールド・アメリカンブルーと、シネマチック・ストロベリー。オールドスタイルのテントも出ており、今の時代にとても新鮮です。テント、ウッドチェア、クーラー、ジャグ、ランタンとラインナップも豊富。それぞれのカラーで揃えれば、粋なキャンプになるでしょう。
<編集室スタッフのひとこと>
「編集室が注目するのはストロベリーです。この色で揃えれば、緑の世界にとても映えるはず。オールドスタイルでありながら、機能は新しい注目の商品群です。クーラーに付いている60周年の記念デザインロゴには、コールマンならではの誇りを感じます」
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【参考:価格5,537円】
耐風性に優れたすり鉢状のバーナーヘッドをもち、耐衝撃性を向上させて人気の「アミカス」。使い勝手もよく、ベテランから初心者までお湯を沸かしたり、簡単な調理が気軽にできるのが人気の秘密です。 これは燃料ボンベ(別売り)の250缶、110缶がぴったり納まるアルミ製の大小のクッカーをセットにしたモデル。ひとりキャンプや登山にも最適です。
<編集室スタッフのひとこと>
「キャンプだけでなく、ハイキングや登山にも活躍するセットです。従来、クッカーとストーブ、燃料ボンベは別々に持っていましたが、ボンベとストーブをクッカーに収納してコンパクトに持ち運びできます」
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【参考:価格3,024円】
おいしいコーヒーをアウトドアでも飲みたい!という人たちのために出たのが、コーヒービーンズキャニスター150gと、キャンパス地のポーチがセットになったこの商品。セラミックコーヒーミルミニ、ペーパーフィルターなどがポーチ内に収容できます。
ただし、残念ながら現在ではほとんどのショップで在庫切れ。アウトドアでおいしいコーヒーを飲むためにも、再販を期待したいものです。
<編集室スタッフのひとこと>
「朝いちばんにおいしいコーヒーを自然の中で飲むのは最高!」と話す編集スタッフは、展示会で見た後に即購入。さっそく、おいしいコーヒーを淹れています。ただし、あまりの人気に現在は在庫切れ店続出中。近い再販あるいはより進化したセットの登場を願う次第。再登場の時は見逃さないで」
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【参考:価格124,200円】
キャンプ場で目を引くのがピルツシリーズのテントです。従来のピルツ15と23の中間のサイズが登場しました。
裾部8カ所を固定、1本のポールで立てるだけの簡単設営でありながら、前面と後面に出入り口があります。直射日光を遮るサイドスカートを装備。出入り口にはメッシュパネルを備えています。さらに、上部にはベンチレーターを設置、通気性がよく、メッシュ生地のために虫の侵入を許しません。
<編集室スタッフのひとこと>
「最初は単純に、そのスタイルに憧れました。このモデルは裾部にメッシュのベンチレーターとスカート(泥除け)を装備し、換気性が向上し、泥はね対策を施したことが素晴らしいと思います」
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【参考:価格9,200円】
抗菌加工が施され、汚れを拭き取りやすいメラミン加工の天板を採用したテーブル。使用サイズは約120×60cmで、高さは70cmと40cmの2段階に調整可能。収納時のサイズは約60×6.5×60cmです。耐荷重は約30kgなので、通常の食事に困ることはありません。
<編集室スタッフのひとこと>
「特筆すべきは、天板がリバーシブルなこと。気分によって使い分けられるのが楽しいはず。また、アウトドアだけでなく、自宅に友達ファミリーが集合する時に、子ども用テーブルとしても重宝します。そんなときは、ナチュラルモザイク柄がいいかも…」
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編集室スタッフの「これ欲しい!」をご紹介しましたが、もちろん新製品はまだまだあります。追加販売された商品、旧モデルにリニューアルが加えられた商品もあります。
まずはアウトドアショップに足を運んでみてください。ひとつでもお気に入りが見つかって購入すれば、すぐにキャンプ場にでかけたくなります。
新製品と一緒に楽しいアウトドアライフを過ごしてください。
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。