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「Smart Access」おでかけマガジン 毎月2回、「Smart Access」会員のみなさまへ、旬のドライブ&スポット情報をお届けします。
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夏の終わりから秋にかけては、さまざまな食物が収獲されます。クルマで郊外におでかけすると、「栗拾い」、「イモ掘り」などの看板が目につくはず。そこで、クルマに必携しておきたいのが、コンパクトに収納できるシングルバーナーです!


郊外をドライブしていたとしましょう。すると、道端に「栗拾いできます」の大きな看板。実りの秋ならではと立ち寄りたくなります。
栗林の中を歩き、イガを見つけてその中から大きな栗を見つけます。「ああ、すぐにでも食べたい!」となっても不思議ではありません。
でも、現実はそんなに甘くはありません。たいていの場合は、家に持ち帰ってから茹でることになります。
しかし、コンパクトに収納できるバーナーや、コッヘルをクルマに常備しておけば、栗拾いの後に公園などに立ち寄り、すぐに茹でて食べるといったことが可能です。
「イモ掘り」のサツマイモやジャガイモも同様、掘ってからすぐに洗って茹でて、塩をさらりと振りかけて自然の中で食べれば、それだけおいしさも倍増するというものです。




編集室のスタッフの多くがクルマに携行しているのが、新富士バーナー製SOTOのG-Stove ST-320(参考価格7,560円)です。
このシリーズが市場に出たのはもう20年ほど前ですが、新富士バーナーから新製品として発表された時に、編集室のボスは驚嘆したそうです。
「シングルバーナーの構造はシンプルで、コンパクトに収納できるものが多かった。それは、登山家が山で使用するといった概念があったから。でも、G-Stoveが出た時には驚いたね。収納時はブック型になってしまう。この発想は他のメーカーにはなかった。もちろん、リュックの中にコンパクトに仕舞えるのだけど、むしろ、クルマに積んでおけば便利だと思ったよ」
と、ボスは語ります。
確かに、収納時のサイズは幅142×奥行78×高さ25mm。厚さが25mmしかない、世界最薄のシングルバーナーだったのです。
カセットガスを利用するのですが、2.1kw(1800kcal/h、SOTOパワーガスST-7601使用時)の火力を誇ります。また、ゴトクのサイズは63×85mmとコッヘルを載せるには十分です。
さらに、ブック型の外側がV字型のガードになって、風防効果もあるので使いやすい。
あとは、コンパクトに収容できるコッヘルがあれば万全。コンビニエンスストアなどで水と塩を手に入れれば、収穫したものを出先の環境がいい場所ですぐに茹でて食べるということが可能になるのです。


シングルバーナーはアウトドアメーカーからもさまざまな種類が発売されています。
編集室がセレクトした商品をいくつかご紹介しましょう。シングルバーナーにはカセットガスを使用するタイプ、ガソリンを使用するタイプとありますが、クルマに携行して簡単に使うのが目的ですから、今回はカセットガスタイプのものを選びました。
とはいえ、カセットガスまでクルマの中に放置するのは厳禁です。正しい使い方を心掛けてください。
Iwatani
カセットガス ジュニアコンパクトバーナーCB-JCB
カセットガス製品で定評があるイワタニが販売するシングルバーナー。収納サイズは幅82×奥行68×高さ109mm。
(参考価格3,500円、カセットガスは別売りです。)

Coleman
シングルバーナー アウトランダーマイクロストーブPZ
人気アウトドアブランドの最高出力約3000kcal/hを誇る力強いバーナー。収納サイズは幅100×奥行55×高さ95mm。
(参考価格4,000円、カセットガスは別売りです。)

primus
ウルトラバーナーP-153
最高出力4.2kw/3600kcal/h、重量116gのハイパワーで軽量なモデル。収納サイズは幅75×奥行88×高さ30mm。
(参考価格13,000円、カセットガスは別売りです。)
UNIFLAME
テーブルトップバーナーUS-D
大きな鍋を載せても安定している、しっかりゴトクが魅力。大家族に最適です。収納サイズは幅200×奥行200×高さ90mm。
(参考価格10,000円、カセットガスは別売りです。)

EPI
シングルコンロEPI NEOストーブ
強火と弱火の調節が簡単にできるマイクロアジャスト機構を搭載したタイプ。収納サイズは幅100×奥行100×高さ93mm。
(参考価格7,500円、カセットガスは別売りです。)

PURPLE7 折り畳めるガスバーナ
低価格で購入できるガスバーナー。附属のポーチに収納可能です。収納サイズは幅115×奥行115×高さ40mm。
(参考価格1,600円、カセットガスは別売りです。)


これまでにご紹介したのはカセットガス式のシングルバーナー。カセットガスを取り付けて、ゴトクを開き、その上にコッヘルなどを載せてお湯を沸かそうというものです。
こちらも同様なのですが、カップとバーナーが一体化したのがパーソナルクッキングシステムです。
とくに定評があるのが「JETBOIL」ブランドで、2015年にはバックパッカー誌の「編集者チョイス部門」で優秀な作品と認定されています。
写真の製品はJETBOIL MiniMoで、カラーも多くてかわいらしいのですが、強火での急速沸騰も、小さな火による調理も可能という優れものです。収納時サイズは直径127×高さ152mmです。(参考価格19,500円)

これからの季節、自然の恵みを外で食べるために、今のうちからシングルバーナーやコッヘルなどを購入しておきたいものですね。
※告知のためにメーカーホームページなどから写真をお借りしています。

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< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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