四季のはっきりしている日本には、冬ならではの美しい雪景色があります。もちろん、北海道は流氷や氷瀑などの雪景色の宝庫ですが、気軽におでかけするには少々たいへん。そこで、比較的行きやすい雪景色名所と、その帰りに食べたいSAグルメを取り上げます。
旅に関連するサイトでおなじみの「じゃらん」が、日本の美しい“雪景色”、冬しか見られない感動絶景スポットを厳選しています。
そのなかから比較的行きやすく、編集室が行ったときも印象深かったスポットをご紹介します。
比較的行きやすいといっても、とても寒い場所であるのは間違いありません。帰り道には自動車道のSAに立ち寄って、すぐにでもおすすめのグルメを食べたいものです。
気象状況によっていつまで雪景色があるのか、あるいは雪が降るのかはわかりませんが、家に閉じこもっていないで、ぜひおでかけしませんか?
周囲に名温泉が多い湖、田沢湖。温泉から酸性の湯が流れ込むために魚が棲みにくく、さらに水深が400mを越えて日本一深いため、とても神秘的です。
http://www.tazawako.org/ 【帰りに寄りたいSA 東北自動車道紫波SA上り線】
ナポリじゃじゃ
田沢湖へは東北自動車道盛岡ICから一般道を約50分。帰りに立ち寄りたいのは盛岡ICから上り線を走った紫波SAです。
「ナポリじゃじゃ」はおとなも子どもも大好きなナポリタンと、盛岡名物のじゃじゃ麺が合体して完成した個性派麺。平打ちうどんに自家製トマトソースをからめて召し上がれ。
シベリアからの季節風がアオモリトドマツの林に当たり、凍りつき、みごとな樹氷ができあがります。写真だけ見ると山奥の感がありますが、山形市内からも近く、スキー場のロープウエイなどを利用すれば簡単に山上にあがれます。
http://www.zao-spa.or.jp/ 【帰りに寄りたいSA 東北自動車道国見SA上り線】
川俣シャモ丼
蔵王へは山形自動車道山形蔵王ICから約30分。帰路は山形自動車道を経て東北自動車道となります。首都圏方向に向かうなら国見SAがおすすめ。
福島の地鶏「川俣シャモ」は歯ごたえ抜群。加えて白石温麺も冬にうれしいセットです。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている大内宿は通年観光客で賑わいますが、冬景色の中ではまた特別な風情を醸し出します。寄棟造りの家屋が雪の中に並ぶ光景はまさに昔の人々が創り出した絶景といえるでしょう。
http://ouchi-juku.com/ 【帰りに寄りたいSA 東北自動車道那須高原SA上り線】
麺屋 りんどう 那須豚チャーシューメン
大内宿へは東北自動車道の白河ICから行くのが便利で、東京からでも約3時間で着きます。帰りに立ち寄りたいのは那須高原SAです。麺屋りんどうの麺は、こだわって決定した厳選細麺。魚介系のりんどうラーメンや、お腹に余裕があるときはたっぷりのチャーシューがトッピングされたチャーシューメンがおすすめです。
日本三大名瀑に数えられる袋田の滝は、高さ120m、幅73m。しかも、大岩壁を四段に落下するのが珍しい迫力ある滝です。いつもは白糸のごとく滑らかに流れる滝ですが、冷え込みが続くと凍ります。それもまたみごとです。
http://www.daigo-kanko.jp/ 【帰りに寄りたいSA 常磐自動車道友部SA上り線】
君への手紙 ~TOMOBE SA“FT.”M.STYLE~
袋田の滝のある大子町までは常磐自動車道那珂ICを利用します。那珂ICからは約50分のアクセスです。那珂ICから帰る時に、最寄となるSAが友部です。
この新メニューは「つくば美豚」「つくば鶏」を前菜に、常陸牛はローストビーフ丼に。加えて茨城野菜ときのこのカレーつけ麺(常陸秋そば)。ぜいたくなグルメが完成しました。
秩父百名山の一つ、両神山を源流とする尾ノ内溪谷に、人工的に作った氷柱ですが、その神秘的な景色は息をのむほどです。毎週土曜日には日没から20時までライトアップされます(2月17日まで)。
http://www.nishichichibu.or.jp/hyouchuu/ 【帰りに寄りたいSA 関越自動車道高坂SA上り線】
かつや 豚汁
尾ノ内溪谷へは関越自動車道花園ICからのアクセスが走りやすいでしょう。花園ICからは約70分の道程となります。
フードコート内のかつやの豚汁は寒いところにおでかけした後に最適なあつあつフードです。小は120円、倍の量が入った大は190円ととてもお得。これで身体がぽかぽかになるのですから大満足です。
今の時代までよく残ったなと訪れる人に思わせる大小約100棟の合掌造りの建物。国の伝統的建造物群保存地区に選定されています。さらに、世界遺産にも登録され、国内外から観光客が訪れます。雪に覆われる冬は、より幻想的な世界になります。
http://www.shirakawa-go.gr.jp/ 【帰りに寄りたいSA 東海自動車道関SA上り線】
飛騨路の和食 かごの屋 飛騨牛ローストビーフ丼
白川郷へは名古屋方面から東海北陸道路を利用して荘川ICで降りれば、名古屋ICから約3時間のアクセスです。荘川ICから名古屋方面に帰る場合、最初にひるがの高原SAがありますが、ここはコンビニがメイン。しっかりと食べようとなると関SAになります。
かごの屋は飛騨牛、飛騨旨豚、岐阜産コシヒカリを利用したメニューがずらり。飛騨牛ローストビーフ丼、飛騨牛ステーキ重は絶品です。
水戸の偕楽園、岡山の後楽園、高松の栗林公園などの日本を代表する名庭園のなかで、雪が積もるのが兼六園です。それほどの降雪量ではありませんが、“雪釣り(唐崎松の枝を釣ります)”は冬の風物詩といえるでしょう。
http://kenrokuen.or.jp/ 【帰りに寄りたいSA 北陸自動車道尼御膳SA上り線】
能登豚ロースカツカレー
北陸自動車道の富山方面からは金沢森本IC利用で約20分、福井方面からなら金沢西IC利用で約30分。北陸自動車道で京阪神方面に帰る場合、最初にあるSAは尼御膳になります。
1日冬の兼六園を散策し、自動車道に乗ってからも尼御膳SAまで走っておなかペコペコという場合に最適なのがボリューム満点のカレーです。石川県特産のジューシーな能登豚のロースはたまりません。
山陰地方の霊峰・大山は冬にさまざまな景観を見せます。皆生温泉側から海越しに見る雪をかぶった大山。雪の大山参道の階段を登って着く大山寺。雪に覆われた牧草地…。壮大な冬景色が楽しめます。
http://www.daisen.gr.jp/ 【帰りに寄りたいSA 米子自動車道蒜山高原SA上り線】
高原野菜たっぷりのヘルシージンギスカン丼
大山へは米子自動車道の米子IC、溝口ICから行きます。米子ICからなら大山寺まで約30分、皆生温泉も約15分です。
おすすめは「西イチグルメ決定戦2017」にエントリーしたヘルシーなジンギスカン丼。高原野菜と高たんぱくでビタミン豊富、コレステロールが少ない羊肉の丼。おいしくいただけます!
※商品を紹介するうえで、NEXCO各社のホームページ掲載写真などを借用しています。事前に執筆している関係上、メニューや提供時間が変更になる可能性もあります。あらかじめご了承ください。
SA・PA情報はこちらから
●ドラぷら(NEXCO東日本)情報サイト
http://www.driveplaza.com/
●NEXCO中日本情報サイト
http://www.c-nexco.co.jp/
●NEXCO西日本情報サイト
http://www.w-nexco.co.jp/
< PROFILE >
常磐二郎
海岸沿いのドライブとお酒が大好物のWEB・雑誌編集4年目の中堅編集者。
好きな高速道路は、東名高速道路と海老名SA。
常磐二郎
海岸沿いのドライブとお酒が大好物のWEB・雑誌編集4年目の中堅編集者。
好きな高速道路は、東名高速道路と海老名SA。