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キャンプの楽しみはいくつもありますが、その最大ともいえるのがアウトドアでの食事でしょう。そこで、今まで以上にアウトドア・クッキングが楽しく、上手になるために、編集室おすすめのお手軽価格用具を紹介します。


キャンプの楽しみの一つにアウトドアでの食事があります。
なんで、キャンプ場の食事時間って、あんなに楽しいんでしょうか。空気のきれいなところで食べるから。美しい景色や森の中で食べるから…。
さまざまな理由が思いつくはずです。でも、もっとも大きい理由は、仲間や家族との“会話”があるからではないでしょうか。
アウトドアの食事はキャンプでのメインイベントです。事前の準備も仲間と一緒に行います。ファミリーなら普段はお手伝いをさせにくいお料理の下ごしらえも、キャンプ場では役割を分担してみんなで準備となります。
また、アウトドアでの食事は自然に時間が長くなります。テレビもパソコンもないし、キャンプの夜は長いから、早めに食事を終わらせる必要がありません。
自分だけ食べ終わって、さっさと自室にこもってしまうなんてこともありません。
ゆっくり時間をかけて食材を焼きながら、調理をしながら会話とともに食事時間が進みます。



さて、こんな貴重なアウトドアの食事時間。それをより充実させるために、今持っている用具を見直してみませんか?
そこで、編集室のおすすめのアウトドアでの食事やクッキングが楽しくなる用具を紹介します!(お気軽に手に入れやすい順)
【天然木製 ハンドメイドマグカップ】

●取扱い店:雑貨tawatawa
●編集部調べ参考価格:1180円(アウトレット)
●特徴:木のぬくもりが感じられるマグカップです。アウトドアではステンレス製や保温・保冷機能を備えたマグカップが主流ですが、木製のマグカップも素敵ですね。1個ずつ手作りというのも微妙な個性があっていいもの。森の中のキャンプの際にはぜひ使ってみたいマグカップです。
【LOGOSの森林 クラフトスモーカー】

●取扱いメーカー:LOGOS
●編集部調べ参考価格:1850円
●特徴:一見、容器のように見えますが、これでスモーク(薫製・熱源は使用不可)ができるのです。「クラフト」とあるように、自分で組み立てれば、3段の段ボール製スモーカーができます。金網とアルミ皿が付いているので、別売りのスモークウッドを用意すれば、ソーセージやゆで卵、チーズなどのお好みの燻製が完成します。薫製は煙を気にしないアウトドアならではのクッキング。使用後は紙製なので破棄しやすいのも便利です。
【樽型メガジョッキ1.0L】

●取扱いメーカー:CAPTAIN STAG
●編集部調べ参考価格:1830 円
●特徴:「これ飲めよ」「おし!」。ビールをまわせ、底まで呑もうというわけで、仲間同士のキャンプでは大きなジョッキがあればよりアウトドアの食事時間は盛り上がります。そこで、この1?も入るステンレス鋼製のジョッキはいかが? 放熱しにくい中空二重構造で、デザインも樽型というワイルド感。ひとりに一つでもいいですが、仲間との絆アイテムとして利用したいものです。
【mont-bell アルパインクッカー14】

●取扱いメーカー:mont-bell
●編集部調べ参考価格:1900円
●特徴:アウトドア愛好家や登山家に信頼される国産メーカー、モンベルのクッカーです。とても軽量で、火が通りやすいアルミニウム製クッカー。デザインもワイルドで、キャンプサイトで目立ちます。そして、デザインだけでなく、“つかみやすい取っ手”“熱くなりにくいハンドル”などの工夫も。直径約18cmで、ファミリーやカップルなどにも最適です。
【バケットグリル】

●取扱いメーカー:CAPTAIN STAG
●編集部調べ参考価格:1850円
●特徴:まるでバケツのような形をしたバーベキューグリルです。使用時の外径は約27cm、高さは23cm。軽量サイズなので、キャンプでもいいですし、デイキャンプやお花見にもいいかも。カラーはピンクのほかに、パープル、グリーンがあります。3つを揃えて、ピンクは肉用、パープルは魚介類、グリーンは野菜として使い分ければ、それぞれの脂がつくこともなく、うまく調理できそうですね。
【キャンピングケットル クッカー】

●取扱いメーカー:CAPTAIN STAG
●編集部調べ参考価格:2100円
●特徴:ハンドルを付け替えることによって、ケトルにも片手鍋にもなる便利用品。キャンプ場にさまざまなものを持ち込めば、それだけ便利になるのは事実ですが、サイト内は荷物にあふれていて美しくありません。ベテランキャンパーは、用具も少ないものです。実際にオートキャンプ場以外では、クルマから荷物を運ぶのもことですからね。その点、一つで二役のこういう用具は重宝します。
【Coleman おつまみクッカー】

●取扱いメーカー:Coleman
●編集部調べ参考価格:1850円
●特徴:まるで、タコ焼き器のようです。アウトドア派に人気のコールマンから2018年に新登場した「おつまみクッカー」は、さまざまな具材を小さく切って、入れて、焼いて、食べるの楽しい用具。お酒のおつまみを工夫したり、ホットケーキミックスをベースにさまざまなフルーツを入れて焼いたり。アイデア次第でいろいろなものができそうです。ノンスティック加工でこびりつきにくいのも特徴です。
【LODGE ロジック・スキレット&カバーセット6 1/2インチ】

●取扱いメーカー:LODGE
●編集部調べ参考価格:3055円
●特徴:この連載でも“ダッチオーブン”の魅力は取り上げてきました。そして、アウトドア通に人気のダッチオーブンメーカーがLODGEです。しかし、キャンプ初心者が大きな鍋からトライするのはたいへんかもしれません。ダッチオーブンは、油などをうまく使って“育てる”鍋でもあるからです。そこで、直径15.5cmのスキレットから始めるのはいかがでしょう。目玉焼き、パンケーキ、グラタンなどを作ってみてください。家族分揃えてもいいですね。
【クーラーボックス CONTOUR 30】

●取扱いメーカー:IGLOO
●編集部調べ参考価格:4075円
●特徴:アウトドアクッキングにクーラーボックスは欠かせません。キャンプをする人ならもはや一つは持っているでしょう。それなのに、あえてクーラーボックスをご紹介します。IGLOO社はアメリカの世界最大のクーラーボックスメーカーです。こちらは47×28×43cm、2?ペットボトルが6本収納できる比較的コンパクトなタイプです。地面からの熱の影響を受けにくくした工夫なども見逃せませんが、なんといってもこのデザイン! セカンド・クーラーボックスにすれば、楽しい雰囲気が増すでしょう。
【バーベキューグリル&ファイアグリル】

●取扱いメーカー:CAPTAIN STAG
●編集部調べ参考価格:5722円
●特徴:この連載でも何回かご紹介している商品です。しかし、キャンプ場に取材で訪れると、まだまだ浸透していないような気がするのです。クッキング時にはバーベキューグリルとして大活躍します。そして、食後のまったりした時間は焚き火台に変身します。直火が禁止のキャンプ場がほとんどのなかで、これがあれば焚き火を見ながらアルコールタイムが設けられるのです。組み立ては簡単、キャリーバッグ付きで便利な商品。今年はぜひ、同様の商品を手に入れて、アウトドア・クッキングと焚き火を楽しんでください。
※商品紹介のためにそれぞれのホームページから写真をお借りしています。

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社団法人 日本オートキャンプ協会
http://www.autocamp.or.jp/
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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