SAのレストランは日々進化しています。数ある新メニューのなかでも早速、人気になった極上メニューがあります。NEXCO各社のホームページ上も自慢のメニューのオンパレード。おでかけマガジン編集室スタッフの「これ食べたい」を集めました。まずは東日本編です。

編集室スタッフは、日本の各地をまわって旅取材をしています。その都度、SA&PAに寄って食事をとるのですが、新しいメニューの制覇はなかなかできません。
SA&PAの進化はそれほど激しいのです。しばらく来なかったうちに、SA&PAそのものがリニューアルして「pasar」などに姿を変えていたり、高速道初登場の店舗が出店しています。
さらに、随時開催されるメニューコンテストのための新メニューの開発も盛んです。
正直なところ、すべてを食べてチェックしたいと考えても、それは非常に難しいのが現実です。
そこで、編集スタッフがカメラマンも含めて合計9名集合して、各SAレストランのメニューを吟味しました。写真も眺めました。
そして、「これ食べてみたい！」を投票形式でピックアップしました。
とてもおいしそうなメニュー。すでに人気を博しているメニューもあります。一度に全国はご紹介できないので、まずは東日本編をお届けします。
おでかけの際に、実際に食べてみてください！

東北自動車道 岩手山SA 上り線（岩手県）

いわて気まぐれプレート

1180円・フードコート

【編集スタッフの推薦理由】
●岩手山をリアルにかたどったというご飯が旅情があって楽しい。
●ハワイなどで多く見られるワンプレートにしたのがいいアイデア。
●岩手県産のビーフを使ったメンチカツ、ポークを使った酢豚、スモークチキンなど、ワンプレートとはいえ地産のおいしいものが詰まっている。
◆アイデアもあり、地産の食材を楽しく食べられるのが総合的に評価されました。

秋田自動車道 錦秋湖SA 上り線（岩手県）

横手焼そば

650円・フードコート

【編集スタッフの推薦理由】
●秋田を代表するB級グルメの横手焼そばが手軽に食べられる。
●目玉焼きを崩して食べるシンプルな味わいがいい。
●太くてまっすぐな麺が独特の歯ごたえでクセになる。
◆すでにお祭りなどの屋台でもおなじみの横手焼そばですが、秋田自動車道で食べることに意味があり、「秋田に来た」感がハンパありません。650円のお手頃価格も評価できます。おやつにもいいですね。

東北自動車道 前沢SA 下り線（岩手県）

前沢牛すき焼き丼 小麺セット

1200円・レストラン

【編集スタッフの推薦理由】
●前沢で誰もが期待するのが“前沢牛”。前沢牛を甘辛いタレで煮て、丼の上に盛っているのが素敵。
●汁の代わりに小さな麺も付いているので、ボリューム感がある。
●すでにレストランの人気メニューとなっていて、存在感がハンパない。
◆前沢牛を使った少し贅沢な丼が編集部の食欲をそそりました。SAではあまり高価なものは遠慮してしまいますが、この価格なら不満なく食べられます。

山形自動車道 寒河江SA 上り線（山形県）

庄内豚ソースカツ丼

800円・さがえレストラン

【編集スタッフの推薦理由】
●山形牛を使ったメニューが豊富なレストランにあって、庄内豚を使ったカツ丼もぜひ食べてみたい。
●シンプルなソースで食べるカツ丼だが、800円というリーズナブルさがいい。
●キャベツとカツでご飯をもりもり食べる感じ。食欲の出るメニューで、実際に食べ応えがありそう。
◆山形牛、前沢牛などのビーフメニューが豊富なエリアにあって、庄内の名物豚を使用したカツ丼も忘れてはいけないメニュー。通常のカツ丼もありますが、あえてソースカツ丼をおすすめします。

東北自動車道 安達太良SA 上り線（福島県）

安達太良カレー

1280円・あだたらSKYレストラン

【編集スタッフの推薦理由】
●ミルフィーユ状にしたビーフがカレーとよくからんでおいしそう。
●福島県二本松市の“ご当地カレー”に選ばれたカレーを食べてみたい。
●具材はビーフカツだけだが、それでもたっぷりのボリューム感で、味、量ともに満足できそう、というか実際に食べたらおいしかった！
◆実際に食べた編集室スタッフが、「すごくおいしい」と絶賛推薦。どうやらミルフィーユ状のビーフカツにはまってしまったようです。確かに、１枚１枚がカレールーとからんでおいしそうですね。

磐越自動車道 磐梯山SA 上り線（福島県）

磐梯山カツカレー

1160円・お食事処 磐梯山

【編集スタッフの推薦理由】
●カレーが続くけれど、磐梯山SAといえば磐梯山をかたどったご飯にたっぷりのカレールー、カラリと揚がったカツのこれでしょ。
●近年は“ダムカレー”などもダムのあるところで流行っているけれど、その先駆者ともいえる存在。
●トンカツはジューシーだし、スープ、デザートも付いて十分に食べ応えがある。
◆こちらのカレーも実際に何度も食べている編集室スタッフの大きな後押しがありました。ページ的にはカレーが続くのはどうもという気がしますが、やはり食べたいものは食べたいので掲載しました。

磐越自動車道 阿武隈高原SA 上り線（福島県）

生姜焼定食（大盛）

880円・フードコート

【編集スタッフの推薦理由】
●当SAが「自慢の…」というだけあって、７枚の肉は圧倒的な存在感。
●肉のタレがおいしそうで、いくらでもご飯が入りそう。
●写真を見るだけでヨダレが垂れそうなメニュー。ホームページの写真もとても素敵。
◆これで880円は安いのではありませんか！　さすがに阿武隈高原SA上り線のいちばん人気。お腹が空いているときにSAに飛び込みたいものです。

常磐自動車道 友部SA 下り線（茨城県）

奥久慈しゃもせいろ

1700円・手打ち蕎麦処 常陸庵

【編集スタッフの推薦理由】
●高級そばとして定評がある茨城の常陸秋そばを二八で打ったそばが絶妙そう。
●しっかりした歯ごたえがある、これもまた茨城名物の奥久慈しゃもが付いていて贅沢。
●奥久慈しゃもを使った温かい汁と冷たい蕎麦のセットが、これからの季節にもいい。
◆編集スタッフは各地の名物に弱いところがあります。奥久慈しゃも、常陸秋そばという茨城県の“超”がつく名物がそろえば、はずすわけにはいきません。

東北自動車道 佐野SA 上り線（栃木県）

耳うどん

925円・レストラン

【編集スタッフの推薦理由】
●佐野市仙波町の郷土料理、「耳うどん」を推薦。耳の形をしたすいとんに近い食感のうどん。
●野菜やキノコがたっぷりとれるのもいい。
●汁はとっつきやすい、濃いめのしょうゆ味。具は五目うどんに似ている感じ。
◆佐野といえば、ご存じの佐野ラーメンの人気は絶大です。そのなかで異色の存在がご当地郷土料理の耳うどん。野菜やキノコと一緒に召しあがってください。

東京湾アクアライン 海ほたるPA （千葉県）

ち～ばいわしドッグ

700円・Homework’s TOKYO-BAY BURGER

【編集スタッフの推薦理由】
●千葉産のいわしを使っているのが“ご当地”らしくていい。
●甘酢ソースとタルタルソースをバンズに合わせたアイデア勝利。
●いわしの調理法がよくて、香ばしさがあるのが食欲をそそる。
◆東京湾の真ん中にある海ほたるPAでは、やはり潮の香りが感じられるフードを食べてみたいものです。その点、普通のハンバーガーとはひと味違うフィッシュ系のバーガーをどうぞ！

関越自動車道 赤城高原SA 下り線（群馬県）

水沢舞茸天うどん

1380円・レストラン

【編集スタッフの推薦理由】
●日本三大うどん（秋田・稲庭、香川・讃岐）に入っている水沢うどんは食べたいメニュー。立ち寄ったSAで食べられるのはうれしい。
●地産の“百日舞茸”の天ぷらがおいしそう。
●マイタケの天ぷらだけでなく、地産の味噌田楽まで付いて、この地方の名物をすべて食べられる満足感。
◆赤城高原SAでは水沢海老天ざるうどん、水沢肉汁うどんなど、水沢うどんのメニューがレストランの人気メニュー。そのなかで編集室が推薦するのは、地元色の強いメニューになりました。

北陸自動車道 米山SA 下り線（新潟県）

米山風鯛茶漬け

980円・レストラン

【編集スタッフの推薦理由】
●鯛茶漬けと聞くだけで食欲がわく。
●焼鯛を入れて炊きあげた鯛めしに、鯛の薄切り、三つ葉、磯のり、ごま、わさびを載せて、それに鯛の頭、中骨から煮出したダシをかけるというぜいたく。
●日本海に沿って走る北陸自動車道のSAらしいメニュー。
◆編集室スタッフからも、「これ食べたい」の声が複数あがりました。鯛茶漬けは炊き込みご飯だけだったり、薄切り鯛を載せたりと地域によって異なります。その点、こちらは炊き込みご飯＋鯛の薄切り＋鯛ダシ。究極の鯛茶漬けといえそうです。

※記事作成とSAメニュー紹介のためにNEXCO東日本のホームページより写真をお借りしています。