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テントにはエアコンがありません。暑い時期にテントの中で眠るのは、それなりの覚悟と電池式扇風機などがあったほうがいいケースもあります。でも、起きたらカヌーで遊べるとしたら…。暑さも忘れて快適なアウトドアライフが送れるでしょう!


暑い時期に標高の低いキャンプ場でのテント泊は少々つらいものです。夏にビーチ沿いのキャンプ場に必ず行く編集スタッフがいます。
「起きたらすぐに海に飛び込んでひと泳ぎ。こんな気持ちがいいことは他にはないよ」と、言います。でも、寝心地はと突っ込むと、「テント内はものすごく暑い。ぼくの行くキャンプ場はビーチだから木陰などもなく、夜も熱気が充満しているよ」と、ややテンション低め。電池式の扇風機を持ち込み、クール素材のシーツなどを持ち込み、あらゆる対策を練っているそうです。
その点、標高のある高原のキャンプ場はそれほど暑くはなりません。まして、林間なら日中の直射日光も避けられます。暑い時期に最適なキャンプ場といえるでしょう。



そして、もう一つ。編集室のおすすめは「カヌーやカヤックができるキャンプ場」です。
カヌーやカヤックができるということは、当然、川沿いや湖沿いのキャンプ場です。とくに川が目の前にあれば、エアコンと同じような清涼感があります。標高があるキャンプ場も少なくありません。
そして、なんといっても昼間にアウトドアの“王道”ともいえるカヌーやカヤックが楽しめるのです。
川や湖の上に浮かぶのは爽快感たっぷり。
暑い時期はぜひ、カヌーやカヤックができるキャンプ場でアウトドアライフを満喫してください。



もともとカヌーはカリブ海のネイティブたちが利用した小型船艇の名称です。
それがスポーツになって、さらにはアウトドアレジャーなどを通じて世界に広まっています。
でも、カヤックもカヌーの一種といえるものです。
それでは一般的に伝わっているカヌー、カヤック、ボートの違いを説明していきましょう。



【ボート(公園などにあるタイプ)】
水をかくブレードが片側に付いたパドル(シングルブレードパドル)を両手に1本ずつ持って操作します。カヌー、カヤックと大きく異なる点は、搭乗者が後ろ向きになることです。

【カヌー(カナディアンカヌー)】
使用するのはシングルブレードパドルです。1本のパドルを左右の手に持ち替えながら操作をします。ボートと異なり、前向きに座ります。また、カナディアンカヌーの場合はデッキが開いたオープンデッキスタイルになっています。

【カヤック】
両端にブレードが付いたダブルブレードパドルを使用します。そのために、左右の手に持ち替える必要がありません。近年ではオープンスタイルのものもありますが、本来は座席部分以外が閉じられたクローズドデッキスタイルです。カヌーに比べると船体が細長く、強度があるのが一般的です。編集スタッフのイメージとしては、カヌーは川や湖をのんびりと行くもの、カヤックは激流を下ったり、シーカヤックによって海を行くなど、冒険的な要素が強くなります。


森と湖のドッグリゾート&スパ エンゼルフォレスト那須白河
[福島県岩瀬郡]
http://www.ang-f-ns.com/dog/index.html

自然林と湖のあるリゾートキャンプサイトです。その名の通り、すべてのサイトが愛犬同伴OK。ドッグラン付きドッグフリーサイト、区画割りされたオートサイト、グランピングサイトなど施設も充実しています。
4月上旬から11月下旬はマウンテンバイク、テニス、フィッシングに加えてカナディアンカヌーの体験ができます。
湖で遊んだ後は温泉が待っています。レジーナの森と呼ばれていた頃に、何度も取材で訪れました。
なかよしキャンプグラウンド
[茨城県常陸大宮市]
http://nakayoshicamp.com/index.html

那珂川の辺にあるキャンプ場です。初めてでも大歓迎のカヌー体験教室などを開催しています。
規模は大きくありませんが、川の流れを眺めながら、優雅な時間が過ごせます。編集室でもこのキャンプ場は何度か訪れています。
那珂川にカヌーを浮かべて、キャンプ場の前のゆるやかな流れの中を行くのはとても気持ちがいいものです。
鳥野目河川公園オートキャンプ場
[栃木県那須塩原市]
http://www.torinome.jp/

キャンプ場の中心部に“大池”があり、夏期は地元のカヌークラブによる初心者のためのカヌー教室が開催されます。
清流遊びができる「せせらぎ水路」も夏期には最高です。
カヌー以外に特筆すべきなのは、地元の農産物が購入できる鳥野目産直会が併設していること。ここで購入した新鮮野菜などをBBQの食材にすれば、幸せな気持ちになれます!
PICA富士西湖
[山梨県南都留郡]
https://www.pica-resort.jp/saiko/

施設の充実ぶりで人気のPICAグループのキャンプ場ですが、富士西湖はその名の通り、西湖に面しています。
アクティビティとしてはカヌー、MTB、フィッシングが楽しめます。また、イベントが豊富なのもPICAならでは。テントサイトだけでなく、トレーラーハウス、コテージなど宿泊施設も豊富なので、自分たちのアウトドアスタイルにあったものを選びましょう。
編集室のボスは、過去のアウトドア誌編集長時代に、PICAグループで何回かイベントを実施しています。
本栖湖いこいの森キャンプ場
[山梨県南巨摩郡]
http://www.motosuko.jp/

「カヤックで富士山に会いに行こう」のキャッチフレーズで、カヌーツーリングやカヤックレンタル(シングル、タンデムがあり)を行っています。
加えて国内屈指の透明度を誇る本栖湖ならではのシュノーケリング体験なども開催。山と湖を堪能するキャンプができます。
カヤックに乗って、湖上から眺める富士山はなかなかのものです!
伊勢志摩エバーグレイズ
[三重県志摩市]
http://www.everglades.jp/

水辺の広々としたサイトの前にはカヌーが停泊している…。キャビンも同様にカヌーがすぐ前に浮かんでいて。
まさに、アウトドアとカヌーを楽しむためのアウトドア施設です。今年の4月にもカヌー付きのキャビンが続々完成。より充実しました。足を踏み入れた時から雰囲気はアメリカ…。異次元空間でのアウトドアを満喫しましょう。
ビワコ マリンスポーツ オートキャンプ場
[滋賀県高島市]
http://www.hi-ho.ne.jp/biwako-outdoor/

琵琶湖で存分にマリンスポーツを楽しもう!というコンセプトのキャンプ場です。
カヌー&カヤックはもちろん、ウインドサーフィン、スタンドアップ・パドルサーフィン、ヨット、ナイトクルージングなども可能。
琵琶湖畔の高島は湧き水の豊かな地でもあり、美しい清水が琵琶湖に注ぎ込みます。琵琶湖の美しい水でたっぷりと遊びましょう。
大佐山オートキャンプ場
[岡山県新見市]
http://0380.jp/active3.html

キャンプ場名の前に「キャンプ&アクティビティ」と付いているほどアクティビティが豊富です。
たとえば「洞窟探検」はツナギに長靴、ヘッドライトで挑戦。コウモリを探します。「シャワートレッキング」は渓流を歩くツアー。そして、カヌー体験があります。
どれをとっても涼しそう。暑い時期に最適なアクティビティといえるでしょう。
※キャンプ場の告知のため各キャンプ場HPより写真を使用しています。

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< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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