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収穫の秋です。全国各地で“おいしい名産物”がたくさん収穫され始めました。それをそのままいただくのもいいのですが、手間を加えた加工品も“超”がつく美味。今回はSAで販売されているご当地野菜&フルーツを使った人気商品を集めました。
おでかけの途中でSAに寄るたびに新鮮野菜やフルーツを購入する人が増えている。サービスエリアの屋外特設売店や店内には、その地域で採れた新鮮野菜やフルーツが並ぶのだから、ついつい買いたくなるのは当然といえば当然。しかも、「顔が見える」販売方法をしている場合が多いので、まさにおでかけした地方の味を安心して楽しめるのだ。

今回ご紹介する味の逸品は、そんな野菜やフルーツを使って丹精込めて作った品々。

新鮮野菜&フルーツは行く時期によって、あったりなかったり。しかし、加工食品なら限定商品や人気商品で一時的な売り切れはあっても、年間を通じて手に入る確率は高い。

SAで購入可能なそんな商品を編集部がセレクトしてご紹介! それはおみやげにしても喜ばれること間違いありません。
セレクト1

【道央自動車道・岩見沢SA上り線】
北海道奈井江町産トマト使用

北海道奈井江町で作られたトマト「桃太郎」を100%使用したトマトジュース。なによりもそのネーミングにインパクトあり。トマト嫌いの子どもをこれで躾けようというわけではなく(それも可・笑)、水分を制限して太陽と大地に躾けてもらおう、という意図で作ったトマトなのだ。塩や添加物を使用していないし、料理にも使える濃厚さでありながら青臭さやえぐみのないトマトジュースだ。
セレクト2

【秋田自動車道・錦秋湖SA下り線】
秋田県名水、りんご果汁使用

秋田の湧水の里「六郷湧水群」の水を使っているサイダーは「Smart Access」の前回の写真講座のプレゼント賞品にもしたほどのおいしいご当地サイダーだが、そのサイダーの姉妹品に「りんごサイダー」があり、錦秋湖SAで販売されている。東北の名水と東北の名産であるリンゴのコラボレートは、飲み口が爽やかでありながら、リンゴの風味が広がるのど越しすっきりドリンク。ぜひお試しを。
セレクト3

【東北自動車道・前沢SA上り線】
国産柿使用

毎年暑い夏が訪れると販売が開始される「柿ゆべし」は、東北をはじめ国産の厳選された柿を使用。丹精込めて伝統のお菓子を作りあげている。食感はあくまでも柔らかく、口の中で柿独特の甘みと風味が広がるだけに、「販売されるこの時期を待っていた」というファンも多い。年配の方にとっては懐かしい味でもあるので、おみやげに最適な逸品だ。お値段も10個入りで700円と手ごろ。
セレクト4

【東北自動車道・安達太良SA下り線】
白沢産とろろ使用

国産のさつま芋と北海道産の大豆に加えて地元産のとろろを使ったところが、このお菓子の“ミソ”だろう。とろろのおかげでもちもちの生地になって、食感もおいしさもぐっと増した。“小町”のネーミングは諸説あるなかのひとつに、小野小町が安達太良SAから近い福島県の小野町で生誕したという説があるため。小野小町のように、かわいらしく、そして上品なお菓子ができあがった。
セレクト5

【東北自動車道・上河内SA上り線】
栃木県産ゆず使用

上河内SAの上り線でだけ購入できる話題のスイーツがこれ! 1本1,980円のロールケーキだ。特徴は栃木県産のゆずをたっぷりと使用していること。スポンジ部分にゆずが練り込まれており、食感も風味もゆずが演じる独特のもの。甘さも控えめに作られているので、甘いものに弱い人も大丈夫な「大人のスイーツ」といえるだろう。スイーツ通なら限定商品だけに早めにチェックしておきたい。
セレクト6

【常磐自動車道・友部SA下り線】
ひたちなか市産干しいも使用

ひたちなか市は茨城県の海岸沿いに位置し、ほどよい海風が吹く環境からいもの栽培と、それを乾燥させる干しいもの生産が盛んだ。秋になると皮が剥かれた大量のいもが切り揃えられ、きれいに並べられて天日干しにされる。「ほっしーも」は地元名産の干しいもをパイ地でくるんだお菓子で地元のお菓子店が考案したものだ。伝統の干しいもとパイを使った新食感。新しいお菓子が生まれた。
セレクト7

【関越自動車道・上里SA上り線】
小麦農林61号、自家製卵使用

上里は種子用小麦「農林61号」の日本有数の産地。そのために、上里町のマスコットキャラクター「こむぎっち」も小麦がキャラクターになっている。このシュークリームは皮に農林61号を100%使用、地元のタマゴをたっぷり使ったカスタードクリームもおいしく、まさに地元特有のシュークリームだ。香ばしい皮のトリコになって、関越道を利用するたびに買っていくというファンも。
セレクト8

【中央自動車道・双葉SA下り線】
山梨産白桃果汁使用

山梨といえば山形、岡山と並び「フルーツ王国」として知られる県のひとつ。ブドウや桃などの名産品も数多い。さて、山梨白桃の果汁を使ったのがこのミルフィーユだ。双葉SAのスタッフが考案した逸品だけに、ここでしか購入できず、話題の人気商品になっている。そのほかにも新鮮フルーツのジュースや季節の名産品が多い双葉SA。通過せずにおいしいフルーツチェックをお忘れなく。
セレクト9

【中央自動車道・駒ヶ岳SA下り線】
松川産リンゴ使用

信州はリンゴの名産地。地元の松川産のリンゴを使用したケーキがこれで、1本1,250円のお買い得な価格で販売されている。リンゴはブロックでゴロゴロ入っており、アップルパイとロールケーキの両方が楽しめる感覚だ。そのほかにも御岳を間近に望む開田高原産のトウモロコシを使用した「開田高原とうもろこしゴーフレット」など新鮮野菜やフルーツを使ったおいしいものが多数並ぶ。
セレクト10

【山陽自動車道・小谷SA上り線】
瀬戸田町産レモン果汁使用

広島県瀬戸田町の生口島は風光明媚で太陽が燦々と輝く瀬戸内海の島。生口島をはじめとする周辺地域では柑橘類の栽培が盛んに行われている。瀬戸田町産のレモン果汁とレモンミンチを加えた生地をホワイトチョコでコーティング。上質なレモンとチョコのマリアージュによって、瀬戸内海独特のケーキが誕生した。爽やかなレモンケーキはおみやげだけでなく、車中にもぴったりと合う。
セレクト11

【松山自動車道・石鎚山SA上り線】
愛媛県産伊予柑使用

瀬戸内海沿岸の地域では柑橘類を使用した名物が多い。愛媛といえば「POM」の名が付く愛媛みかんを使用したジュースをはじめとする関連商品は軒並み大人気。でも、土地名が固有名詞になった伊予柑も忘れてはいけない存在だ。伊予柑を練り込んだ餡と、愛媛の名水「西条うちぬきの水」を使用して作った餅のバランスがよい。食べると「いい予感」を覚えるというパワーもあるのだとか。
セレクト12

【九州自動車道・北熊本SA上り線】
菊池地方のマンゴー使用

熊本県の菊池地域はメロンやマンゴーなどが盛んに栽培されている地域だ。その完熟マンゴーを使用したのがこれ。大福とマンゴーが意外にベストマッチングなのが驚きだし、マンゴーの風味も独特でいける。また、写真に写っているトローリとした商品は「阿蘇小国ジャージー牛乳のぷりん大福」。阿蘇といえば乳製品が評判だが、こちらもまた人気商品。この際、ふたつとも食べてみる? 
※ご紹介した商品は日によっては品切れの場合もあります。また、掲載写真はサービスエリアHPからお借りしました。

SA・PA情報はこちらから
●ドラぷら(NEXCO東日本)情報サイト
http://www.driveplaza.com/
●NEXCO中日本情報サイト
http://www.c-nexco.co.jp/
●NEXCO西日本情報サイト
http://www.w-nexco.co.jp/
< PROFILE >
常磐二郎
海岸沿いのドライブとお酒が大好物のWEB・雑誌編集3年目の新人編集者。
好きな高速道路は、東名高速道路と海老名SA。
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