四季があり、海、山、草原がそろっている日本にはさまざまなキャンプ場があります。しかし、これからの時期、やはりうれしいのは「温泉付きキャンプ場」。全国の温泉付きキャンプ場をご紹介します。
紅葉の秋は朝、夜が冷えるとはいえ、キャンプにはよい季節。
景観はみごとだし、紅葉の中で眠れるというだけで幸せな気分になる。
しかし、朝、夜の「冷え」が案外やっかいだ。
秋~冬キャンプ初心者だと、いつもの装備に加え、「毛布を持っていこう」、「ダウンなどの衣類を多めに」程度の装備で出かけてしまう。
でも毛布だと寒気を通してしまうし、寒くなったからといってダウンを着込んでシュラフに入れば、寝汗によってかえって寝心地が悪くなる場合も…。さらに、起きたときにシュラフが汗で湿っているという事態にもなりかねない。
秋~冬キャンプの基礎は、やはり屋外を研究して商品を開発しているアウトドア専門メーカーの秋・冬用シュラフ、テントの下に敷く寒気防止(秋の土は思いの外冷たい)のパッド、そして前号で紹介した焚火台あたりを備えて臨みたいものだ。
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さて、秋のキャンプの至福のもうひとつは“温泉”だ。
温泉旅館でも秋がいちばん賑わうくらいだから、紅葉の中でキャンプをして温泉に入るとなれば文句なし。
ただし、温泉に入るためにクルマに乗って、日帰り入浴施設にでかけるとなると、ちょっと面倒だ。小さくてもいいから、キャンプ場内に温泉があれば、遊んだ後に、BBQの後に、気軽に入れる。
そこで、今回は全国から厳選した温泉付きキャンプ場をご紹介。
東北エリア
【宮城県仙台市】
http://www.h-crescent.co.jp/sportspark/index.html
アウトドアが満喫できる総合公園。アーチェリーやパターゴルフも楽しめる大型リゾートだ。
【静岡県賀茂郡】
http://www.izu.co.jp/~imaihama/camp/
伊豆の林間、清流の横にあるキャンプ場。場内に温泉施設、オートキャンプサイト、キャビンなどがある。
※キャンプ場の告知を目的にそれぞれのHPより写真をお借りしています。
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。