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間もなくキャンプのシーズンがやってきます。今年の目標は「アウトドア料理を極める」でいかがでしょう。屋外で過ごす日をアウトドアならではの特別なグルメで楽しみたい。そこで編集部おすすめのアウトドアクッキング本をご紹介します。

取材でオートキャンプ場を訪れるといろいろな方のサイトにオジャマすることになります。それぞれのスタイルでテントやタープを張り、チェアを出して寛いでいらっしゃり、とてもいい雰囲気が感じられます。
ランチや夕食タイムになると、ご自慢のお料理づくりとなります。 しかし、そこでアウトドア通と慣れていない人の差が出るのです。
キャンプ初心者はスライスした野菜、買ってきたお肉でのBBQが主流。なかにはレトルトパックのカレーで済ますという方も決して少なくありません。

一方、アウトドア通はダッチオーブンで長時間かけて調理したり、なかにはパンまで焼く人も。近隣の地産食材販売所で購入してきたものを上手に使ったり、近隣で釣った魚を調理したり…。アウトドアやその土地とうまく融合された素敵な料理を楽しんでいるのです。
まだ明るいうちから調理を開始するキャンプ場の夜は長いものです。今年は格別の逸品を作り、キャンプ場でのグルメを謳歌してください。
今回、編集部が推薦するアウトドアクッキング本10は、その手助けをしてくれるレシピが掲載されたとっておきの書籍です。


太田 潤著(大泉書店)

著者は写真家であり野外料理研究家。豊富な経験が220ものおいしい野外料理レシピを生みました。バーベキューからダッチオーブン料理、さらに燻製やデザートまで、この1冊でキャンプ場の食がグレードアップすること間違いありません。太田さんは『親子で楽しむアウトドア料理』も執筆しています。ファミリー向きの書籍です。

Noyama著(小学館)

「バーベキュー=肉!の時代は終わりました」と、野菜たっぷりの外ごはんを提案しています。レシピは「山おむすび」「ごぼうカリカリカレー」「ひじきの炊き込みごはん」などの山と海の幸をたっぷり使ったものが中心。山のキャンプなら近くの物産館へ、海のキャンプなら港の市場にでかけて食材を仕入れることから始めましょう。

みなくちなほこ著(主婦と生活社)

みなくちなほこさんはプライベートで「鉄なべごはん会」を開催し、編集室のボスも何度もおじゃまして、アイデア豊富なダッチオーブン(鉄なべ)料理を堪能しています。焼く・煮る・揚げる・蒸す・炊くができるダッチオーブンを使って作る100のレシピ。豚の黒酢角煮に鶏もも肉のオレンジシチュー…、おいしい料理のパレードです。

金丸絵里加著(河出書房新社)

ファミリーやグループに最適な“グリルダッチオーブン”を使い、定番のおかずから魚介類や肉を使った料理、デザートまで紹介。グリルダッチオーブンならではのメニューが味わえます。著者は料理研究家で管理栄養士なのでバランスのよいレシピになっています。キャンプ場でじっくりとグリルダッチオーブン調理を楽しみましょう。

笠原将弘著(主婦の友社)

夏であっても高原などのキャンプ場では温度が下がるので、温かいものが食べたくなります。そんなとき…日本の定番料理といえば=鍋で決まりです! 正月屋吉兆で修業した後に恵比寿に「賛否両論」を開店させた著者が教えてくれる独創的なお鍋料理のレシピです。鍋を囲みながら、星空の下でゆっくりとした時間を楽しんでください。

燻製道士著(世界文化社)

都会では燻製はなかなかできません。とくに住宅密集地やマンションでは燻製を作る際に出る煙や匂いが周辺の迷惑となってしまいます。しかし、アウトドアなら堂々と燻製作りに励めます。幸い、本格的な燻製器も段ボール製の簡易燻製器もアウトドアメーカーから販売されています。全79品のレシピ、どんどん挑戦してみましょう。

木村とーる著(エイ出版社)

全国をカヌーでまわりながら生まれた“ぱっとできる”アイデア・アウトドア料理。ベースになるのは焚き火と、どこまでもワイルドです。以前にこの連載で「焚き火ができるキャンプ場」を取り上げましたが、それらのキャンプ場でぜひ挑戦してください。新米クラスから鉄人クラスまで、難度別に123のレシピが掲載されています。

斉藤政喜著(エイ出版社)

オートキャンプ場でよくみかける2バーナーでなく、登山家などが携行するワンバーナーを利用する簡単クッキング。著者は八ヶ岳山麓に自宅を手作りし、アウトドア雑誌に紀行文を連載しています。生鮮食材は使わずに、常温保存できてパッキングしやすいコンビニやスーパーで売っている食材を利用。まさにキャンプ飯の決定版です。

木村幸子著(主婦の友社)

キャンプ場での定番の鉄板やフライパンを使ってパンケーキはいかが? しかも、空気がきれいなアウトドアでは盛り付けも豪華に楽しみたい、ということで本書の出番です。塩バターキャラメルとバナナのパンケーキといったスイーツ系からキャンプ場ブランチにぴったりなクラブハウスサンド風パンケーキまで多彩さに驚きます。

丸山健太郎監修(ナツメ社)

キャンプ通に共通するのはコーヒーや紅茶にもこだわって優雅な時間を演出していること。ご紹介するのは、バリスタ世界チャンピオンを生んだ丸山珈琲の代表・丸山健太郎氏が監修する本書。コーヒーの産地ごとの特徴、淹れ方などを徹底的に解説しています。キャンプ場でこだわりのコーヒーを楽しむ。これぞ大人のキャンプです。

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社団法人 日本オートキャンプ協会
http://www.autocamp.or.jp/
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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