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野山で見た野鳥や植物、昆虫を調べるといった目的があるときでも、寛いでいるときになんとなく広げる書物としても、図鑑は最適な出版物です。しっかりと細部まで描かれたカラーの挿入絵は大人から子どもまで魅了するパワーがあります。アウトドア派に推薦したい図鑑をご紹介します。

鳥の図鑑で見て憧れていたシマフクロウが目の前に。まるでトトロのような風貌、翼長が180cmもあります


小さかったころ、サンタクロースが置いていった「野鳥図鑑」。それ以来、森の鳥が大好きになった筆者です。

先日、取材で北海道の山間部に行きました。

すると、目の前にカケス、カワガラス、ミソサザエが現れ、日が沈んでからは全道でも個体数が140羽しかいないという調査結果が出ているシマフクロウも姿を見せてくれました。

すぐに鳥の名前がわかったのは野鳥図鑑のおかげです。ボロボロになった今でも本棚にある古い図鑑。色鮮やかな挿入絵で見た鳥は、今でも頭の中に生き続け、実物を目にしたときにもその名前が鮮明に思い出せたのです。

ちなみにそのとき同行した編集室の先輩である岩崎が、カケスなどの写真を壁紙プレゼントしていますので、更新された「写真」のページもチェックしてくださいね!

さて、子どもたちは図鑑が大好きです。そして、たぶん大人になった今でも図鑑を眺めるということが好きな人は大勢います。

ありがたいことに、アウトドアやキャンプ場で役立つ図鑑は数えきれないほどあります。

今回は前回の山岳小説に続き、編集室おすすめ図鑑をご紹介します。

それぞれ、編集室員や出入りするカメラマンが実際に使用しているものばかりです。

図鑑は子どもと一緒に広げるにも最高の書籍です。ぜひ、アウトドアで、家族のひとときに、役立ててください。


川上和人監修、講談社発行/Aカメラマン推薦

カメラマンの目を通しても、惚れ惚れとするような生態写真が魅力です。イラストも豊富で申し分ありません。
高地で見られるライチョウの季節ごとの色の違いだけでなく、その生態まで教えてくれるので、わたしが野鳥を撮影するときの“虎の巻”として利用しています。
付録は60分を超えるDVDで、「ダーウィンが来た!」「NHKスペシャル」の映像を厳選して使用しています。 眺めても、家庭で広げても楽しく役立つ図鑑です。


石田光史著、樋口広芳監修、ナツメ社発行/Aカメラマン推薦

上記の図鑑と異なり、こちらは撮影用のクルマにいつも置いてある1冊です。国内で見られる代表的な野鳥324種が掲載されており、初めて見た鳥を調べるのに最適です。
それぞれの鳥の生態や探し方まで触れているので、身近な野鳥のことがよくわかります。
上記の図鑑が自宅で子どもと一緒に見るのに最適なら、こちらは携帯して手軽に役立つ図鑑といえるでしょう。
また、野山では野鳥のさえずりは聞こえても姿が見えないということが多くあります。その点、この図鑑は「鳥の鳴き声が聴ける!QRコード付き」で、鳴き声がわかるのです。


岡島秀治著・監修、学研マーケティング発行/編集室I(男性)推薦

まるで虫メガネでじっくりと観察したような迫力ある超アップ!このページを見ているだけでも昆虫好きにはたまりません。
私は今でも子どもを連れて自然林を歩き、ときには昆虫採集をしているのですが、昆虫を知るためにとても役立つ図鑑です。
ただし、現場にはこの図鑑を持っていきません。少々重いのと、汚すのがもったいないからです。
特筆事項は最新技術によってスマホと連動していること。無料アプリをインストールすれば昆虫たちが動く姿が見られるという画期的なサービスを行っています。まさに「LIVE」感覚、これが書名の由来でもあるのです。


田中千尋監修、主婦の友社発行/編集室K(女性)推薦

姉が子どものために購入し、姪っ子と一緒に楽しんでいる1冊です。私が姉の家に行ったときも、読んでほしいとせがまれます。
「へー、そうなんだ!」がコンセプトになっており、自然科学の「動物」「植物」「虫」「鳥」「魚」から「宇宙」「地球・天気」「恐竜」などの14ジャンルに触れています。
漢字にはすべてルビがふってあり、さらに「もっとはっけん!」のミニコラムがあるので、より深く知ることができます。
最近では姪っ子よりも姉のほうが勉強をしているみたいで、「クイズ番組の正解率がいい」と自慢しています。

※今回のプレゼントはこれ!
さとうち藍著、福音館書店発行/編集室H(筆者・男性)推薦

アウトドアやキャンプ場をほとんど知らずに編集室に入社。ボスの「自分で勉強しなきゃダメだぞ」という脅し(?)の言葉にあわてて購入したのがこれ。アウトドアを歩く、アウトドアで食べる、寝る、作る、動植物に出合う、危険を知るなどの、アウトドアのいろはを学んだ1冊です。
実は福音館書店発行というのがミソなんです。福音館書店といえば、絵本や児童書の出版で有名です。たとえば、『ぐりとぐら』、『タンタンの冒険』、『エルマーのぼうけん』などは、一度は開いたことがあるのでは…。 『はじめてのキャンプ』という幼児向け絵本や、5~6歳向きの『かがくのとも』も出しているのです。だから、『冒険図鑑』も松岡達英さんのイラストが素敵な、とても読みやすい構成、編集になっています。1からアウトドアを勉強するのに最適な書籍と、強くおすすめできます!(ビシッ)


井田 齋著、松浦啓一監修、小学館発行/編集室O(男性)推薦

日本に住む魚をメインに、世界の魚約1400種を掲載しています。ぼくの趣味は海釣りと水族館めぐり、そしてスノーケリング。とくに沖縄やハワイのハナウマ湾、フィジーでスノーケリングをしたときは美しい魚が多数いて海の世界に魅了されました。
図鑑を購入したのは最初は海釣りで掛かる危険な生物を見わけたかったからですが、そのうちにスノーケリングを始めたから、図鑑の購入は大正解でした。
こちらはそれの最新版でDVDの付録も付いています。ドラえもんがナビゲートする魚の世界、魚クイズなども楽しく鑑賞できます。
魚を食べるのも大好きなのですが、絶滅危惧種になったニホンウナギ、クロマグロなどは複雑な気持ちで読みました。魚屋さんに並ぶ魚についての解説も多いので、とても役に立ちます。


長谷川康男監修、小学館発行/編集室Y(女性)推薦

日本には四季があり、桜、コスモスなどの季節ごとのお花を楽しむことができます。
先人たちは季節に応じた“旬”をうまく活用して行事やお料理、言葉などを作りあげてきました。しかし、温室や科学の進化によって季節感が薄れてきたのが現在の日本です。いつしか常識だった「旬のもの」は、クイズに出される難問となってしまいました。
この図鑑は季節ごとの行事、たとえばお節料理にはなぜこの具材が使われているか、などの不思議を解説してくれています。
対象を子どもに想定しているので、内容もわかりやすく書かれています。リビングルームに置いておき、お子さんと一緒に開くのがいいでしょう。
これまでつい見過ごしていた季節のものが再確認できますし、お子さんの好奇心を満たすこと確実です。


和田浩志・岡田比呂実・吹春俊光著、小学校発行/カメラマンK(男性)推薦

推薦するのは家族で一緒に見られるような大型の図鑑ではありません。携帯できるポケットサイズの図鑑で、これがアウトドアの撮影でとても便利なのです。
日本で見られる約820種の植物と、きのこ40種を掲載しています。しかも、野山から道端、身近な公園にある植物、さらに地球温暖化が進みつつある日本の森の中で見つける可能性がある亜熱帯植物なども取り上げています。
これがあればキャンプ場や周囲の野山で遊ぶときに、美しい花を見つけたらすぐに調べられますし、危ないキノコなどもわかります。
アウトドア取材で欠かせない図鑑です。


新宅広二著、永岡書店発行/編集室O(男性)推薦

ライオンにワニ、サソリ…。まぁ日本にいない生物もたくさん掲載されていますが、地球に生息する危険生物約100体以上を集めた図鑑です。危険生物の大きさや生息地、危険度グラフも掲載されており、臨場感はたっぷりです。
日本にいる生物もいるので、知っておけば安心という側面もありますが、それよりも「えー、こんなに恐ろしいヤツがいるのか」「こんなのに出くわしたらどうしよう」という空想の世界で遊べる図鑑でしょう。
子ども向きな感じの図鑑ですが、大人も絶対に楽しめるはず。哺乳類、爬虫類、水棲生物、鳥類、日本の危険生物などと分類されていますが、なかには「こんなかわいいのに危ない」もあって、改めて都会に暮らすことの安全(人間がいちばん怖いかもしれませんが)を知ることができます。


八川シズエ著、中央アート出版社発行/編集室N(男性)推薦

アウトドアといえば動物、鳥類、植物、虫といったジャンルの図鑑、加えて星座図鑑などが必携でしょう。
しかし、あえて鉱物に注目してみませんか? キャンプ場や渓流、山の中にはさまざまな鉱物が転がっています。もしかすれば、拾った石は貴重な宝石だったり、隕石かもしれません。
著者は「こども鉱物館」の館長で、これまでに集めた鉱物は1500種を超えるそうです。
鉱物ができるまでの不思議や、色の違いの謎がわかるだけで、「石」に関する興味は違います。
動植物などの生命あるものにお子さんが興味を抱くのも十分に理解できますが、石を拾って家族で調べてみるというのも、アウトドアの新しい遊び方ではありませんか?

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社団法人 日本オートキャンプ協会
http://www.autocamp.or.jp/
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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