桜の花が散って本格的なキャンプシーズンの始まりです。各アウトドアブランドも2017年の新製品を発表。すでに話題になっている製品もあります。おでかけマガジンのキャンプ好きがセレクトした、2017年の「これほしい!」をご紹介します。
ゴールデンウイークが近づくと、「キャンプの準備をしなくては!」「キャンプ場に予約をしなくては!」となる人が多いようです。
ゴールデンウイークから梅雨入り前や初夏、秋はキャンプに最高のシーズンです。それは、テント内が寒くもなく、蒸し暑くもなく、気持ちよく眠れるから…。
当然、多くのキャンパーが環境のいい人気のキャンプ場を訪れます。 まさに、キャンプ場の区画内はアウトドア用具とアウトドアテクニック、そしてアウトドア料理の見せ場となります。
少々自慢できるアウトドアの新製品を披露したいものですね。 そこで、おでかけマガジン編集室スタッフ一のキャンプ好きである筆者が、人気ブランドから「これほしい」をセレクトしました。
一つのブランドから選んだわけではないので、カラーコーディネイトという意味ではばらばらです。しかし、それぞれに魅力的でキャンプ場で注目を浴びそうな用品ばかりです。
当然、多くのキャンパーが環境のいい人気のキャンプ場を訪れます。 まさに、キャンプ場の区画内はアウトドア用具とアウトドアテクニック、そしてアウトドア料理の見せ場となります。
少々自慢できるアウトドアの新製品を披露したいものですね。 そこで、おでかけマガジン編集室スタッフ一のキャンプ好きである筆者が、人気ブランドから「これほしい」をセレクトしました。
一つのブランドから選んだわけではないので、カラーコーディネイトという意味ではばらばらです。しかし、それぞれに魅力的でキャンプ場で注目を浴びそうな用品ばかりです。
ロゴスといえば比較的購入しやすい価格の商品が目に付きました。そのなかで、上位モデルに位置付けられているのが「プレミアム」シリーズと「グランベーシック」シリーズです。
とくにグランベーシックシリーズは高級感にこだわっており注目に値します。
グランベーシック トンネルドーム XL-AG
参考価格:83,000円
丈夫なポリエステルオックスフォード生地を使用した組み立てが簡単なトンネル型ドームテント。フライシートのみを設営すれば、スクリーンタープとして使用できます。耐水性なども抜群で、アウトドアでの強い味方になります。
サイズ:約515×290×203cm LOGOS the KAMADO
参考価格:19,900円
まずは見た目がかっこいい。これがあれば、さまざまな料理ができそうです。実際に、グリル料理はもちろん、10インチまでのダッチオーブンが使用可能、さらにピザ釜やオーブンとしても活用できます。
サイズ:約51.5×51×57cm
キャンプ場における使用率の高さに驚かされるのがコールマンです。使用率が高いのは信頼性や使用のしやすさに要因がありますが、独特のデザインも魅力です。深緑色をベースにしたコールマン商品のイメージが強かった当時、アメリカンヴィンテージシリーズが発表され、筆者は多いに感動したものでした。
クワッドTMマルチパネルランタン
参考価格:9,800円
まずはアイデア商品から。このランタンは4つの発光パネルの取り外しが可能です。たとえば、パネルを外して懐中電灯として使用したり、パネル背面の可動式ハンドルを利用してスタンドにしたり。おまけにUSBポートも付いているという優れものです。
サイズ:約直径14.5×23.5cm クラシックテント/300
参考価格:95,000円
カラーはストロベリーにターコイズ。アメリカンヴィンテージシリーズの新型テントです。300の名の通り、幅は300cm。耐久性に優れたPVC素材フロアを採用。4~5名が眠れます。設営が簡単なのも魅力。こんなテントでファミリーキャンプをしている人がいたら羨ましい!
サイズ:約300×240×200cm
アメリカで見たバーベキューの光景を日本でも実現させたいとの思いで創業してから約40年。キャプテンスタッグはアウトドア人気ブランドになりました。バーベキューコンロの開発から始めたブランドも、今や総合アウトドアブランドとしての地位を確保しています。
UG-34カマド スマートグリルB6型
参考価格:6,000円
40年前にバーベキュー台作りから始めたブランドの最新のカマド。カマドとバーベキューの1台2役。炭受け、ステンレス網、収納バッグなども付属。収納時はB6サイズととてもコンパクトです。
サイズ:(組み立て時)約200×125×180cm UA-34 CSクラシック ワンポールテント ヘキサゴン300UV
参考価格:30,000円
「これぞキャンプ!」の味わいがあるのがティピー型テントです。以前にも紹介しましたが、こちらは新製品。組み立て簡単なワンポールテントで、3~4人が利用できる6角形型です。
サイズ:約300×250×180cm
登山が好きだった父と、オートキャンプの世界を取り入れた息子によって人気ブランドに発展したのがスノーピーク。人と人、人と自然を繋ぐキャンプをテーマに、最新の用具が生み出されています。背景にあるのは新潟県燕三条の職人技。日本から世界に羽ばたいたブランドです。
VAR Pro.air4、MORG Pro.air
参考価格:158,000円、228,000円
ともに原稿執筆時は発売前で詳細が間に合いませんでした。ヴァールは快適性を維持しつつ、軽量にこだわった新ライン。形状も個性的です。モーグは出入り口を高く、中央部を低くすることで人の出入りがスムーズになりました。雨風も受け流すので、海岸や草原の高原でのキャンプに大いに期待できそうです。 フィールドバリスタ ケトル
参考価格:11,800円
燕三条の職人技が光るケトルです。注ぎ口はアウトドアでの注ぎやすさを追求した賜物。また、ハンドルは着脱可能で、コンパクトに収納できます。4月発売予定。
「アウトドア=外で遊ぶこと。難しいことを考えなくても、外でご飯を食べたり、寝たりするだけで子どもみたいにワクワクできる」を提唱するブランドです。確かにワクワクするような製品が多く、ファッション性も高い魅力的なブランド。とくに筆者が気に入ったテントをご紹介しましょう。
1DLK TARP
参考価格:8,600円
イエロー、ベージュ、パープルなど5色が揃い、ワンタッチタープに取り付けるだけで簡単に寝室になる空間を作り出す拡張テントです。ペグや専用キャリーバッグなども付属しています。注目すべきはこの独特の形状。その秘密は、1LDKから3LDKまで自由自在なことです。
サイズ:約230×250×176cm 3LDKの完成例
ワンタッチタープ(別売り)に1LDKタープを取り付けるとこんな感じになります。一つ付ければ1LDK、ふたつなら2LDK、そして写真のように3つ付ければ3LDKとなります。それぞれ別のカラーを用意しても素敵ですね。
3人の山仲間が中心となって創業したモンベルは、今では直営店を増やし、日本のアウトドアシーンに大きな影響を与えています。首都圏でも京橋や新宿などに店舗があるから、会社帰りによって次の週末の準備を行うという人が増加中です。
バグプルーフ スタンモック
参考価格:19,800円
モンベルといえば耐久性、防水性、運動性が優れたさまざまなアウトドアウエアが評判です。リュックも含めてモンベルのウエアに身を包んでトレッキングをするのは、通ならではのスタイルになっています。もちろん、テントやその他の用具もモンベルは提供しています。
編集室のおすすめはこのハンモック。テントの中で子どもたちが眠り、おとうさんはハンモックで一晩を過ごしたり、昼寝をしたり…。いかがですか? 自立式ハンモックで、取り外しが可能な蚊帳が付いています。
サイズ:約90×90×258cm
「ユニークな炎(フレーム)を創造する」をテーマに1985年に創設。以来、日本のアウトドアを支えてきました。キャンプ用品全般を扱いますが、やはりバーナーなどに熱狂的なファンが多いようです。ここでは2017年5月以降に発売予定の商品を紹介します。
セパレートバーナーUS-S
参考価格:8,900円
重量はわずか400g。超軽量でありながら、4本のゴトクでカップから大鍋まで安定して使用できる分離型シングルバーナーです。ホースの長さは約35cmですから安全に調理ができます。コーヒーを淹れる時などにも重宝しそうです。
サイズ:(収納時)約100×80×100cm
バーナー、ランタンなど炎関連の製品に定評があり、そのアイデア力も周知のところ。たとえば、虫の寄りにくいランタンが発表された時は、ずいぶん驚かされたものです。近年は燻製用品にも力を入れており、アウトドアでのスモークブームの立役者でもあります。
たくみ香房 ST-129
参考価格:7,980円
コンパクトに収納でき、工具なしで組み立てられるスモーカーです。食材の吊り下げも可能なら、スモーク後は丸洗いができるので便利。温燻にも熱燻にも対応します。熱源としては2バーナーなどを使用するタイプです。
サイズ:(使用時)約230×230×400cm モクモグ ST-116
参考価格:1,180円
ログハウス型段ボールスモーカー、金網、アルミ皿、スモークウッドのセットなので、簡単に燻製ができます。また、お絵描きシールも付いているので、ファミリーで個性的なログハウス型スモーカーを作ることができます。まずはこれで楽しく燻製作りに挑戦しましょう。
サイズ:(使用時)約455×230×450cm
編集室スタッフのおすすめアウトドア新製品をご紹介しました。一つでも新しいものを手に入れれば、すぐにキャンプ場に行きたくなりますし、実際に使用するまではワクワクの連続です。
ぜひ、「これ!」と思った用具を手に入れて、2017シーズンを楽しんでください。
ぜひ、「これ!」と思った用具を手に入れて、2017シーズンを楽しんでください。
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。