おでかけマガジン編集室セレクト食欲の秋にもってこいのグルメベスト9！

秋から晩秋はおでかけの楽しい季節。レジャーも楽しめれば、食べることも楽しい！
そこで、編集部が推薦する首都圏と京阪神エリアのとっておきボリューミーグルメベスト9。レジャー帰りの締めや、郊外から首都圏を訪れるときにぜひどうぞ。

気温もよく晴れた日は空気が澄んでいる秋の休日。これから晩秋にかけて、いろいろなところでイベントが開催されます。
たとえば、そばの産地では新そば祭りが10月いっぱいや11月初旬まで開催されます。
西に行けば行くほど紅葉も遅いので、11月中旬までは紅葉イベントを開催する地域も少なくありません。
もちろん、さまざまなイベントの主役は自然美であり、グルメです。
たとえば、新そば祭りにでかけて十割そばに舌鼓。ついでにほくほくの“おやき”も食べた。栗ソフトクリームも旬。
それなのに、帰路のSAでもしっかりと食べたくなる。
これが秋なんです！
そこで、おでかけマガジン編集室のスタッフ、出入りしているカメラマンにおすすめボリューミーグルメを選んでもらいました。
これぞの「ベスト９」メニュー。帰路の途中や首都圏、京阪神を訪れるときにぜひお試しください。

推薦者：S（ボス）

常磐自動車道pasar守谷上り線

クックバーン テンダーロインステーキ
￥1,480

編集室のボスが推薦するのは、ビーフでも最高部位のテンダーロインを使用したステーキです。
「ビーフもおいしいけれど、なんといってもガーリックライスがいい。海外や沖縄取材の時に、しばしばステーキハウスに入る。ビーフももちろん楽しみなんだけど、味がしっかりついたガーリックライスがたまらないんだよね」
こちらのガーリックライスは茨城米を使用、タマゴが上にのっています。ジュッと音をたてるビーフも極上です。コストパフォーマンスがいいメニューです。

推薦者：T（担当）

東北自動車道羽生PC上り線

うなぎ忠八 青ネギうな丼
￥1,950

担当しているTです。SAやPAなのにウナギ？と思われる方もいると思います。たしかに、特徴もなく、ふにゃふにゃのうなぎが出てくるとがっかりします。
ところが！　ここは「鬼平江戸処」。江戸の名に恥じない名店が出店しています。「うなぎ忠八」といえば『鬼平犯科帳』に登場する辻売りのうなぎ屋の名称。こちらは1897年創業の老舗川魚問屋鯉平が素材を厳選して仕上げています。
目の前で一串ずつ焼く手焼きウナギを使用したうな重もいいのですが、青ネギが蒲焼きの上にのり、最後は出汁をかけて“ひつまぶし”風に食べるこのメニューがおすすめです。

推薦者：I（ライター）

京葉道路上り線pasar幕張

洋食yaミートマクハリ ビーフ100％プレミアムハンバーグ定食
￥980

「実は大いに悩んでしまいました。私は千葉関連のガイドブックの仕事もしているので、しばしば京葉道路を使います。おすすめの一つは同じpasar幕張の九十九里片貝波乗り食堂の片貝波乗り定食（￥1,390）なのです。5種のお刺身とエビや野菜の天ぷらが付く豪華版。しかし、数量限定で遅く行けば食べられません。そこで、もう一つのおすすめ、ぐっと趣向を変えて洋食をご紹介します。それがこのハンバーグ定食です」
ビーフ100％のハンバーグに焦がしガーリック醤油ソースが最高にマッチ。ご飯と味噌汁が付いて1000円を切るのはハンパありません。
そのほかにもパスタ＆カレーなど、ボリュームたっぷりのメニューが勢揃いです。

推薦者：N（スタッフ）

関越自動車道高坂SA上り線

道なか食堂げんき よりいポークのとろける角煮丼
￥1,200

推薦者Nは軽井沢に別荘があるために関越自動車道利用数はスタッフのなかでダントツです。そのNがボリュームとおいしさを重視して選んだのがこのメニューです。
どんぶり王座決定戦にも出品したこの丼は決勝にも進出しています。料理長が生産農場にまで足を運び、こだわり抜いて選んだ寄居町の三元豚「よりいポーク」を煮込みに煮込み、完成させました。
収穫量全国一の埼玉産小松菜との相性も抜群です。
「なにしろ、食べてみてください。とろとろのポークから旨味が流れ出て、口の中で幸せ感が広がります」とはNの弁。
豚の丼の代表はカツ丼ですが、角煮をご飯にのせる角煮丼も、ポーク丼の定番になりそうです。

推薦者：H（スタッフ）

中央自動車道談合坂SA上り線

めし処甲州亭 甲州味噌カツ丼
￥880

編集室のHはアウトドアに強いため、取材も多ければ休日を利用してさまざまなキャンプ場、渓流釣りなどにでかけています。中央自動車道の利用も多いので、１メニューを推薦してもらいました。
「アウトドア好きのぼくの性格かもしれませんが、斬新なものがあるとつい試したくなってしまいます。SAメニューについても、そんなメニューがあると食べたくなります。9月30日まで開催のフェアでこの店は斬新な甲州味噌麻婆豆腐定食を発表しました。それがおいしかったんです。その後もこのお店が気に入っています」
味噌麻婆豆腐定食は9月30日で終了となりましたが、定番の甲州味噌を使用した味噌カツ丼はいつでも食べられます。

推薦者：E（スタッフ）

東名高速EXPASA海老名上り線

FRENCH TOAST LONCAFE キャラメルシナモンのフレンチトースト
￥1,112（ドリンクセット）

「いくら食欲の秋とはいえ、観光地でいろいろなものを食べてきたのに、最後に立ち寄ったSAで食事は女性にとっては少々ヘビーです。とはいえ、甘いものは別腹とは、昔から使われる言葉。そのとおりなんですね。そこで、ここをおすすめです。こちらは日本で初めてのフレンチトースト専門店。早い時間には鎌倉ハムのベーコンを使ったB・L・Tがお気に入りですが、別腹でしたらこちら！」
シナモンと濃厚なキャラメルソースが効いたフレンチトーストです。外はカリカリ、中はトロトロのフレンチトーストも絶品ながら、シナモンとキャラメルソースの相性も最高。人気ナンバーワンというのもうなずけます。

推薦者：W（カメラマン）

舞鶴自動車道西紀SA上り線

レストラン 丹波篠山まるごと丼と黒豆うどんのセット
￥1,190

Wカメラマンは関西在住、京都をはじめとする京阪神、四国の取材をお願いしています。Wカメラマンが選んだのは、まるごと丹波篠山のメニューです。
「黒毛和牛の篠山牛、黒豆、黒豆きな粉を使ったメニューです。ボリュームがあるのに、比較的あっさりしているのがいいですね。牛しゃぶ丼に、黒豆きな粉が練り込まれたうどんの相性もいいんです」。
舞鶴方面に観光にでかけ、帰りのSAで経由地の丹波篠山産のものを堪能する。すてきな秋の行楽になりそうです。

推薦者：O（スタッフ）

山陽自動車道三木SA上り線

レストラン 丸ごとトマトと但馬牛の石焼丼
￥1,480

「最近ではトマトをベースにした出汁で食べるそうめんとか、トマトラーメンなど、和食系のちょっとしたイタリアン化がブームです。このメニューはまさにそれで、トマトの酸味が但馬牛によく似合い、とてもおいしいのです。熱々で食べられるのも推薦する理由です」
名産の但馬牛がおいしければ、丸ごと焼いたトマトが丼を色鮮やかに飾ります。これを混ぜれば、まさにイタリアンライス。食が進みます。
新しい発想のメニューですが、こういう逸品が次々と生まれるのもSA&PAのこの頃の魅力です。

推薦者：A（カメラマン）

中国自動車道西宮名塩SA上り線
レストラン クラムチャウダーライス
￥1,180

アラスカコラボメニューとして誕生したグルメです。アサリの旨味と生クリームのコク、そこに野菜のおいしさが詰まって、独特のクラムチャウダーライスが完成しました。
「瀬戸内を撮影に行くと、新鮮な魚介類が目白押しです。新鮮なまま生で食べることが多くなり、どうしても醤油や酢が多用されます。その点、クラムチャウダーのようにシチュー感覚にするのは、妙に食欲がわくんです」というのがAカメラマンの推薦の言葉です。
確かに、日本はさまざまな主食があり、各国の料理が日本人に合うようにアレンジされて提供されます。これは世界でも珍しいケースでしょう。ぜひ、ご賞味ください。

※記事作成とSA&PAメニュー紹介のためにNEXCO各社のホームページより写真をお借りしています。